

溺れるナイフ
筋を追うより、画面の熱を浴びる作品です。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- 山戸結希
- 原作
- ジョージ朝倉『溺れるナイフ』
- 出演
- 小松菜奈、菅田将暉、重岡大毅、上白石萌音
- 製作国
- 日本
- 公開
- 2016年
- 舞台
- 和歌山県
あらすじ(ネタバレなし)
雑誌のモデルとして活躍していた夏芽は、家庭の事情で和歌山の田舎町へ引っ越します。都会での生活を失い、苛立ちを募らせていました。
そこで出会ったのが、地元の神社の跡取りであるコウです。土地に選ばれた存在として振る舞う彼に、夏芽は強く惹かれます。
しかし夏祭りの夜、二人の関係を変える出来事が起こります。輝いていたものが、一瞬で失われました。
ここが見どころ
光と海の映像
逆光、水しぶき、花火。説明より感覚に訴える画が全編を占めます。
小松菜奈と菅田将暉
この時期の二人の存在感が、そのまま作品の力になっています。
土地の神という設定
少年が神に選ばれた存在とされることで、単なる恋愛が神話めいた強度を持ちます。
この映画について:都会から来た少女と、土地の神に選ばれた少年。
物語としては粗い作品です。原作の長さを圧縮したため、人物の変化が唐突に感じられる箇所があります。
それでも成立しているのは、映像と俳優の力です。山戸結希の演出は、意味より熱を優先しています。
重い出来事が中盤に起こり、そこから作品のトーンが変わります。性暴力が扱われるため、鑑賞には留意が必要です。
好き嫌いが極端に分かれます。感覚に身を委ねられる人には強く刺さり、筋の整合性を求める人には雑に見えるでしょう。
この作品の良さ
- 光と海を使った映像
- 小松菜奈と菅田将暉の存在感
- 土地の神という設定の強度
- 意味より熱を優先した演出
当サイトの評価
都会から来た少女と、土地の神に選ばれた少年。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.4 |
| 映像美 | 4.2 |
| 音楽 | 3.9 |
| 演技 | 3.9 |
| 余韻 | 3.7 |
世間ではどう評価されているか
- 原作
- ジョージ朝倉 の漫画
- 舞台
- 和歌山県
- 公開
- 2016 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
ジョージ朝倉の漫画を原作とする作品です。
性暴力の描写を含みます。物語の整合性については、原作の圧縮による粗さが指摘されています。
こんな人におすすめ
- 感覚的な映像が好きな人
- 原作漫画を読んだ人
- 小松菜奈・菅田将暉の出演作を追っている人
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