溺れるナイフ(2016年・邦画)のイメージ

溺れるナイフ

3.6/5当サイトの評価(5点満点)

筋を追うより、画面の熱を浴びる作品です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
山戸結希
原作
ジョージ朝倉『溺れるナイフ』
出演
小松菜奈、菅田将暉、重岡大毅、上白石萌音
製作国
日本
公開
2016年
舞台
和歌山県

あらすじ(ネタバレなし)

雑誌のモデルとして活躍していた夏芽は、家庭の事情で和歌山の田舎町へ引っ越します。都会での生活を失い、苛立ちを募らせていました。

そこで出会ったのが、地元の神社の跡取りであるコウです。土地に選ばれた存在として振る舞う彼に、夏芽は強く惹かれます。

しかし夏祭りの夜、二人の関係を変える出来事が起こります。輝いていたものが、一瞬で失われました。

ここが見どころ

光と海の映像

逆光、水しぶき、花火。説明より感覚に訴える画が全編を占めます。

小松菜奈と菅田将暉

この時期の二人の存在感が、そのまま作品の力になっています。

土地の神という設定

少年が神に選ばれた存在とされることで、単なる恋愛が神話めいた強度を持ちます。

この映画について:都会から来た少女と、土地の神に選ばれた少年。

物語としては粗い作品です。原作の長さを圧縮したため、人物の変化が唐突に感じられる箇所があります。

それでも成立しているのは、映像と俳優の力です。山戸結希の演出は、意味より熱を優先しています。

重い出来事が中盤に起こり、そこから作品のトーンが変わります。性暴力が扱われるため、鑑賞には留意が必要です。

好き嫌いが極端に分かれます。感覚に身を委ねられる人には強く刺さり、筋の整合性を求める人には雑に見えるでしょう。

この作品の良さ

  • 光と海を使った映像
  • 小松菜奈と菅田将暉の存在感
  • 土地の神という設定の強度
  • 意味より熱を優先した演出

当サイトの評価

3.6/5.0

都会から来た少女と、土地の神に選ばれた少年。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.4
映像美4.2
音楽3.9
演技3.9
余韻3.7

世間ではどう評価されているか

原作
ジョージ朝倉 の漫画
舞台
和歌山県
公開
2016

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

ジョージ朝倉の漫画を原作とする作品です。

性暴力の描写を含みます。物語の整合性については、原作の圧縮による粗さが指摘されています。

こんな人におすすめ

  • 感覚的な映像が好きな人
  • 原作漫画を読んだ人
  • 小松菜奈・菅田将暉の出演作を追っている人

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