ニッケル・ボーイズNICKEL BOYS
ニッケル・ボーイズ
形式が非常に特殊です。慣れるまで数分かかります。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- ラメル・ロス
- 原作
- コルソン・ホワイトヘッド
- 出演
- イーサン・ヘリッセ、ブランドン・ウィルソン、オーンジャニュー・エリス=テイラー
- 製作国
- アメリカ
- 上映時間
- 140分
- 公開
- 2025年(日本)
あらすじ(ネタバレなし)
1960年代、フロリダ州。黒人の高校生エルウッドは、公民権運動に共感し、大学進学を目前にしています。祖母と二人で暮らしています。
ヒッチハイクで乗せてもらった車が盗難車だったため、彼は逮捕され、「ニッケル・アカデミー」という矯正施設に送られます。
そこでは、暴力と失踪が日常でした。彼は、現実的に立ち回るターナーという少年と友人になります。
ここが見どころ
一人称視点
カメラが二人の少年の目そのものになります。相手の顔を見るときだけ、その人物が画面に映ります。
記録映像の挿入
実際の時代の映像や写真が挟まれます。フィクションと記録が接続されます。
オーンジャニュー・エリス=テイラー
祖母役。この役でアカデミー賞の話題に上りました。
この映画について:ほぼ全編が、登場人物の目線そのままで撮られている。
原作はピュリツァー賞を受賞した小説で、実在したフロリダ州の矯正施設をモデルにしています。2010年代に敷地内から多数の遺体が発見されました。
一人称視点という形式は、観客を当事者の位置に置きます。同時に、暴力を直接映さない効果もあります。
難点は、形式が特殊すぎて距離を感じる人がいることと、140分の長さです。
この作品の良さ
- 一人称視点という形式
- 記録映像との接続
- 暴力を直接映さない判断
当サイトの評価
4.2/5.0
ほぼ全編が、登場人物の目線そのままで撮られている。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.2 |
| 映像美 | 4.8 |
| 音楽 | 4.4 |
| 演技 | 4.5 |
| 余韻 | 4.6 |
世間ではどう評価されているか
- アカデミー賞
- 2部門 作品賞・脚色賞ノミネート
- IMDb
- 7.2 /10
- 原作
- ピュリツァー賞 コルソン・ホワイトヘッド
第97回アカデミー賞で作品賞と脚色賞にノミネートされました。
原作はピュリツァー賞を受賞した小説で、実在したフロリダ州のドジャー校をモデルにしています。同校の敷地からは多数の遺体が発見されています。
こんな人におすすめ
- 形式の実験に興味がある人
- アメリカの人種問題に関心がある人
- 重い題材に向き合える人
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