マイ・ダディ(2021年・邦画)のイメージ

マイ・ダディ

3.7/5当サイトの評価(5点満点)

泣かせにくる作品ですが、思ったより粘っこくありません。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
金井純一
出演
ムロツヨシ、中村ゆり、奈緒、徳永えり
製作国
日本
公開
2021年
ジャンル
ドラマ

あらすじ(ネタバレなし)

小さな教会の牧師である御堂一男は、妻を亡くしてから娘のひかりと二人で暮らしてきました。信仰にも生活にも真面目な男です。

ある日、ひかりが白血病と診断されます。移植を検討する過程で行われた検査により、二人に血のつながりがないことが判明しました。

動揺しながらも、彼はドナーとなり得る人物を探し始めます。それは、亡き妻の過去に向き合うことでもありました。

ここが見どころ

ムロツヨシの抑えた芝居

コメディの印象が強い俳優ですが、ここでは笑いをほとんど使いません。感情を溜める演技で通しています。

信仰の扱い

主人公が牧師であることが、単なる設定に終わっていません。赦すという行為が、彼にとって職業上の問題でもあるという捻れが効いています。

説明の少なさ

妻の過去について、必要以上の説明がありません。断片だけが示されます。

この映画について:娘の病気をきっかけに、血がつながっていないと分かる。

難病、血のつながり、亡き妻の秘密。設定だけ並べると、あからさまに泣かせにきている作品です。

しかし演出は意外と抑えられています。音楽で煽る場面が少なく、劇的な台詞も控えめです。設定の強さに演出を上乗せしなかったのが良い判断でした。

ムロツヨシは、この時期から演技の幅を広げていきました。本作は、その中でも抑制の効いた仕事です。

とはいえ、話の運びは予想の範囲を出ません。意外性を求める作品ではないので、そのつもりで観るのが良いと思います。

この作品の良さ

  • ムロツヨシの抑えた演技
  • 信仰と赦しを絡めた設定
  • 音楽で煽らない演出
  • 妻の過去を説明しすぎない構成

当サイトの評価

3.7/5.0

娘の病気をきっかけに、血がつながっていないと分かる。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.7
映像美3.7
音楽3.7
演技3.9
余韻3.8

世間ではどう評価されているか

主演
ムロツヨシ
公開
2021
ジャンル
ドラマ

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

ムロツヨシが牧師の父を演じた作品です。

難病や血縁という題材を扱いながら、演出は抑制されている点が評価されました。

こんな人におすすめ

  • 父娘の話が好きな人
  • ムロツヨシの演技を観たい人
  • 静かな泣かせ方を好む人

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