

無限の住人
物語より、斬り合いの物量を観る作品です。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- 三池崇史
- 原作
- 沙村広明『無限の住人』
- 出演
- 木村拓哉、杉咲花、福士蒼汰、市原隼人
- 製作国
- 日本
- 公開
- 2017年
- 備考
- 三池崇史の監督作100本目
あらすじ(ネタバレなし)
江戸時代。剣士の万次は、体内に「血仙蟲」を埋め込まれ、どんな傷も治る不死の身体になりました。妹を守れなかった悔いを抱え、無為に生きています。
そこへ、両親を殺された少女・凛が現れます。仇討ちの用心棒になってほしいという依頼でした。
敵は、独自の剣術を掲げる集団・逸刀流。その頭領・天津影久を追う旅で、万次は次々と異形の剣士たちと対峙します。
ここが見どころ
終盤の大立ち回り
300人以上を相手にする最終決戦です。邦画の殺陣として、規模でも持続時間でも突出しています。
敵役の造形
異形の武器を持つ剣士が次々に登場します。原作の造形が丁寧に再現されています。
三池崇史の100作目
監督作品としての節目です。物量への意識が全編に出ています。
この映画について:死ねない剣士が、少女の仇討ちに付き合う。
斬り合いを観る作品です。特に終盤の大立ち回りは、日本映画の殺陣として記録に残る規模でしょう。
一方、物語は圧縮されています。原作の長い連載を2時間半にまとめたため、人物の関係が駆け足になります。
木村拓哉の万次は、原作のイメージとは異なるという声もありました。ただ、殺陣の説得力はあります。
流血描写が非常に多く、観る人を選びます。物語ではなく、身体と刀の映画として観るのが正しい。
この作品の良さ
- 終盤の大立ち回りの規模
- 敵役の造形の再現度
- 殺陣の物量
- 三池崇史の演出の勢い
当サイトの評価
死ねない剣士が、少女の仇討ちに付き合う。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.3 |
| 映像美 | 4.0 |
| 音楽 | 3.7 |
| 演技 | 3.8 |
| 余韻 | 3.4 |
世間ではどう評価されているか
- 原作
- 沙村広明 の漫画
- 備考
- 100 本目の監督作
- 公開
- 2017 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
沙村広明の漫画を原作とし、三池崇史の監督作100本目にあたる作品です。カンヌ国際映画祭で上映されました。
流血描写が非常に多く、また原作の圧縮による粗さが指摘されています。
こんな人におすすめ
- 殺陣を目当てに観る人
- 原作漫画を読んだ人
- 流血描写に耐性がある人
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