

女神の見えざる手
主人公に共感はできませんが、目が離せません。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- ジョン・マッデン
- 出演
- ジェシカ・チャステイン、マーク・ストロング、ググ・バサ=ロー
- 製作国
- フランス・アメリカ
- 日本公開
- 2017年
- 題材
- 銃規制をめぐるロビー活動
- 上映時間
- 132分
あらすじ(ネタバレなし)
ワシントンで最も敏腕とされるロビイスト、エリザベス・スローン。彼女は勝つためなら手段を選ばず、業界で恐れられていました。
所属する事務所が、銃規制法案に反対する依頼を受けます。彼女はそれを拒否し、規制推進側の小さな事務所へ移りました。
資金も人手も圧倒的に不利です。彼女は世論と議員を動かすため、あらゆる手を打ちます。その中には、仲間を欺くものも含まれていました。
ここが見どころ
台詞の速度
情報量の多い会話が高速で続きます。字幕を追うのが大変なほどですが、その密度が快感になります。
ジェシカ・チャステイン
睡眠薬に頼り、他人を利用し、感情を見せません。好かれようとしない主人公を演じ切っています。
終盤の仕掛け
彼女が何を仕込んでいたかが最後に明かされます。伏線の回収が気持ちいい。
この映画について:勝つためなら、味方も駒として使う。
政治の裏側を扱った会話劇です。ロビー活動という日本では馴染みの薄い題材を、分かりやすく見せています。
主人公は魅力的ですが、同時に極めて不快です。味方を騙し、他人の人生を利用します。それを反省もしません。
台詞の量と速度は相当なもので、集中して観る必要があります。会話劇が好きな人には強く勧められます。
終盤の仕掛けはやや都合が良く、現実味を欠きます。それでも、そこまでの積み重ねが効いているので納得はできます。
この作品の良さ
- 台詞の量と速度
- 共感を求めない主人公の造形
- ロビー活動という題材の見せ方
- 終盤の伏線回収
当サイトの評価
勝つためなら、味方も駒として使う。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.2 |
| 映像美 | 3.7 |
| 音楽 | 3.7 |
| 演技 | 4.5 |
| 余韻 | 3.9 |
世間ではどう評価されているか
- 上映時間
- 132 分
- 題材
- 銃規制 をめぐるロビー活動
- 日本公開
- 2017 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
銃規制法案をめぐるロビー活動を描いた作品です。
終盤の展開が都合よすぎるという指摘もありますが、会話劇としての評価は高い作品です。
こんな人におすすめ
- 会話劇が好きな人
- 政治の裏側に関心がある人
- 共感できない主人公に耐えられる人
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