
エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
コインランドリーを営む移民女性が、並行世界の自分の能力を借りて戦う。悪ふざけの密度と、母娘の話の真面目さが同居する。

考えることは何もありません。それでいい種類の映画です。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
1976年。11歳のグルーは、悪党集団「ヴィシャス6」に憧れていました。憧れの組織の欠員募集に、彼は面接を申し込みます。
しかし子どもであることを理由に一蹴されます。腹を立てたグルーは、彼らが盗み出した秘宝を奪って逃走しました。
組織に追われる身となったグルーは、ミニオンズとともに逃げ回ることになります。同時にミニオンズたちも、彼を助けるためにカンフーを習い始めます。
ファッション、車、看板。時代の再現が丁寧で、選曲もその年代のヒット曲が中心です。大人が観ても楽しい部分になっています。
台詞が意味を成さないため、笑いはすべて動きで作られます。この原則がシリーズを通して守られているのが強みです。
ミシェル・ヨー演じる師匠のもとで修行する一連の場面。定型のパロディとして機能しています。
物語は単純で、盗んだ、追われた、取り返したという以上のものはありません。深い主題を探す作品ではありません。
そのぶん、時代の再現と音楽に力が入っています。1970年代のヒット曲を現代のアーティストがカバーする構成で、サウンドトラックも独立して話題になりました。
少年グルーの造形は、後の作品につながる要素を丁寧に置いています。前日譚としての仕事はきちんとしている。
上映時間は90分ほどで、子どもが飽きる前に終わります。この長さの管理も含めて、ファミリー向けとして手堅い作りです。
1970年代。少年グルーが、悪党になろうとする。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.5 |
| 映像美 | 4.0 |
| 音楽 | 4.2 |
| 演技 | 3.7 |
| 余韻 | 3.5 |
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
『怪盗グルー』シリーズの前日譚『ミニオンズ』の続編にあたります。
1970年代のヒット曲を現代のアーティストがカバーしたサウンドトラックも話題になりました。当サイトでは『ミニオンズ&モンスターズ』も収録しています。
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