みなに幸あれ(2024年・邦画)のイメージ

みなに幸あれ

3.4/5当サイトの評価(5点満点)

怖がらせ方が上手いというより、後味を悪くするのが上手い作品です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
下津優太
出演
古川琴音、松大航也、堀部圭亮、日高七海
製作国
日本
公開
2024年
上映時間
88分
ジャンル
ホラー

あらすじ(ネタバレなし)

看護学生の孫娘は、久しぶりに田舎の祖父母の家を訪ねます。二人は変わらず優しく迎えてくれました。

しかし家の中には違和感があります。二階から物音がし、祖父母は決してその話をしません。

彼女が見てしまったものは、この家の、そしてこの土地の仕組みでした。そして彼女自身も、その仕組みの一部でした。

ここが見どころ

着想の気味悪さ

怪物や幽霊ではありません。誰かの幸福が、別の誰かの犠牲の上にあるという構造そのものが恐怖として提示されます。

田舎の家

廊下、仏間、二階。ありふれた日本家屋が、そのまま舞台装置になっています。

古川琴音

気づいてしまう側から、受け入れる側へ移っていく過程を演じています。

この映画について:祖父母の家に帰省したら、家の中に何かがいる。

低予算で、派手な仕掛けはありません。驚かせる場面もほとんどなく、じわじわと状況が分かってくる作りです。

この作品の恐怖は、幽霊ではなく仕組みにあります。自分の幸せが誰かの不幸で成り立っている、という寓話として読めます。

終盤の展開は好みが分かれます。説明されないまま突き放されるため、消化不良に感じる人はいるでしょう。

88分と短く、後味は極めて悪い。それが目的の作品です。

この作品の良さ

  • 仕組みそのものを恐怖にした着想
  • ありふれた日本家屋の使い方
  • 古川琴音の変化の演技
  • 88分に絞った構成

当サイトの評価

3.4/5.0

祖父母の家に帰省したら、家の中に何かがいる。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.3
映像美3.6
音楽3.5
演技3.7
余韻3.4

世間ではどう評価されているか

上映時間
88
主演
古川琴音
公開
2024

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

自主制作作品で注目された下津優太の商業デビュー作です。

説明を省いた終盤については、評価が分かれています。

こんな人におすすめ

  • 後味の悪いホラーが好きな人
  • 寓話的な作品に関心がある人
  • 短い上映時間の作品を探している人

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