

マスカレード・ナイト
本格ミステリというより、ホテルを舞台にした群像劇として楽しむ作品です。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- 鈴木雅之
- 原作
- 東野圭吾『マスカレード・ナイト』
- 出演
- 木村拓哉、長澤まさみ、高岡早紀、小日向文世
- 製作国
- 日本
- 公開
- 2021年
- シリーズ
- 『マスカレード・ホテル』の続編
あらすじ(ネタバレなし)
女性が殺害される事件が発生します。捜査は難航していましたが、警視庁に一通の密告状が届きました。犯人はホテル・コルテシア東京のカウントダウン・パーティーに現れる、という内容です。
そのパーティーは仮面舞踏会。全員が仮面をつけるため、顔での識別ができません。刑事の新田浩之は、再びホテルマンとして潜入することになります。
フロントで彼と組むのは、前回同様の山岸尚美。次々と訪れる癖のある宿泊客に対応しながら、二人は犯人を探し出さなければなりません。
ここが見どころ
ホテルという舞台
客の要望に応え続けなければならない、という制約が捜査と衝突します。「お客様を疑ってはいけない」職業と、疑うのが仕事の職業の対立が構造になっています。
宿泊客の群像
怪しい客が次々と登場し、それぞれに事情があります。本筋と関係ない挿話が実は面白いというのが、このシリーズの持ち味です。
木村拓哉と長澤まさみ
二人の掛け合いが軽快で、シリーズを牽引しています。前作から関係が少し進んでいる点も見どころです。
この映画について:ホテルの仮面舞踏会に、殺人犯が来る。
ミステリとしては、真相の意外性は中程度です。手がかりの提示は丁寧ですが、驚きよりも納得で見せるタイプ。本格ミステリを期待すると物足りないはずです。
本作の魅力は、ホテルという舞台の使い方にあります。職業ものとしての側面が強く、宿泊客への対応の描写が具体的で面白い。
仮面舞踏会という設定も効いており、終盤の全員が仮面をつけた状態での捜査は、視覚的にも楽しい。
前作『マスカレード・ホテル』を観ていなくても筋は追えますが、二人の関係の変化は前作を知っているほうが楽しめます。
この作品の良さ
- ホテルという舞台と捜査の対立
- 本筋と無関係な宿泊客の挿話
- 木村拓哉と長澤まさみの掛け合い
- 仮面舞踏会という設定の視覚的な面白さ
当サイトの評価
ホテルの仮面舞踏会に、殺人犯が来る。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.7 |
| 映像美 | 3.8 |
| 音楽 | 3.7 |
| 演技 | 3.9 |
| 余韻 | 3.6 |
世間ではどう評価されているか
- 原作
- 東野圭吾 の小説
- シリーズ
- 第2作
- 公開
- 2021 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
東野圭吾の同名小説を原作とし、『マスカレード・ホテル』の続編にあたります。
ホテルを舞台にした職業ものとしての側面が、シリーズの持ち味になっています。
こんな人におすすめ
- 前作『マスカレード・ホテル』を観た人
- 東野圭吾の原作が好きな人
- 群像劇としてのミステリが好きな人
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