マスカレード・ナイト(2021年・邦画)のイメージ
邦画2021年サスペンス2020年代日本

マスカレード・ナイト

本格ミステリというより、ホテルを舞台にした群像劇として楽しむ作品です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
鈴木雅之
原作
東野圭吾『マスカレード・ナイト』
出演
木村拓哉、長澤まさみ、高岡早紀、小日向文世
製作国
日本
公開
2021年
シリーズ
『マスカレード・ホテル』の続編

あらすじ(ネタバレなし)

女性が殺害される事件が発生します。捜査は難航していましたが、警視庁に一通の密告状が届きました。犯人はホテル・コルテシア東京のカウントダウン・パーティーに現れる、という内容です。

そのパーティーは仮面舞踏会。全員が仮面をつけるため、顔での識別ができません。刑事の新田浩之は、再びホテルマンとして潜入することになります。

フロントで彼と組むのは、前回同様の山岸尚美。次々と訪れる癖のある宿泊客に対応しながら、二人は犯人を探し出さなければなりません。

ここが見どころ

ホテルという舞台

客の要望に応え続けなければならない、という制約が捜査と衝突します。「お客様を疑ってはいけない」職業と、疑うのが仕事の職業の対立が構造になっています。

宿泊客の群像

怪しい客が次々と登場し、それぞれに事情があります。本筋と関係ない挿話が実は面白いというのが、このシリーズの持ち味です。

木村拓哉と長澤まさみ

二人の掛け合いが軽快で、シリーズを牽引しています。前作から関係が少し進んでいる点も見どころです。

この映画について:ホテルの仮面舞踏会に、殺人犯が来る。

ミステリとしては、真相の意外性は中程度です。手がかりの提示は丁寧ですが、驚きよりも納得で見せるタイプ。本格ミステリを期待すると物足りないはずです。

本作の魅力は、ホテルという舞台の使い方にあります。職業ものとしての側面が強く、宿泊客への対応の描写が具体的で面白い。

仮面舞踏会という設定も効いており、終盤の全員が仮面をつけた状態での捜査は、視覚的にも楽しい。

前作『マスカレード・ホテル』を観ていなくても筋は追えますが、二人の関係の変化は前作を知っているほうが楽しめます。

この作品の良さ

  • ホテルという舞台と捜査の対立
  • 本筋と無関係な宿泊客の挿話
  • 木村拓哉と長澤まさみの掛け合い
  • 仮面舞踏会という設定の視覚的な面白さ

当サイトの評価

3.7/5.0

ホテルの仮面舞踏会に、殺人犯が来る。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.7
映像美3.8
音楽3.7
演技3.9
余韻3.6

世間ではどう評価されているか

原作
東野圭吾 の小説
シリーズ
第2作
公開
2021

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

東野圭吾の同名小説を原作とし、『マスカレード・ホテル』の続編にあたります。

ホテルを舞台にした職業ものとしての側面が、シリーズの持ち味になっています。

こんな人におすすめ

  • 前作『マスカレード・ホテル』を観た人
  • 東野圭吾の原作が好きな人
  • 群像劇としてのミステリが好きな人

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