恋は雨上がりのように(2018年・邦画)のイメージ

恋は雨上がりのように

3.5/5当サイトの評価(5点満点)

設定に身構えますが、着地は誠実です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
永井聡
原作
眉月じゅん『恋は雨上がりのように』
出演
小松菜奈、大泉洋、清野菜名、磯村勇斗
製作国
日本
公開
2018年
ジャンル
恋愛/青春

あらすじ(ネタバレなし)

陸上部だった橘あきらは、アキレス腱の故障で走れなくなりました。目標を失った彼女は、ファミリーレストランでアルバイトを始めます。

店長の近藤正己は45歳、バツイチで、頼りない中年です。しかしあきらは、彼に強く惹かれていきます。

近藤にはかつて小説家を目指した過去がありました。あきらの気持ちに戸惑いながら、彼もまた自分が諦めたものを思い出していきます。

ここが見どころ

恋愛にしない着地

年齢差の恋を、成就させません。それぞれが自分の道に戻るという結末です。

大泉洋の造形

格好よくもなく、卑屈でもない中年です。この配分が難しく、それを成立させています。

走れなくなった身体

あきらの恋が、失ったものの代償として描かれます。この理屈が通っています。

この映画について:17歳の女子高生が、45歳の店長に恋をする。

17歳と45歳の恋という設定です。この題材は扱いを誤ると不快になりますが、本作は慎重に処理しています。

近藤の側が一貫して困惑していることが大きい。彼は喜ばず、応じず、大人として距離を取ります。

そして結末は恋愛の成就ではありません。二人がそれぞれ、諦めたものに戻っていくという着地です。これが誠実でした。

大泉洋が良い。みっともなさと誠実さを同時に出せる俳優で、この役に合っています。

この作品の良さ

  • 恋愛を成就させない着地
  • 大泉洋の造形
  • 失ったものの代償という理屈
  • 題材の慎重な扱い

当サイトの評価

3.5/5.0

17歳の女子高生が、45歳の店長に恋をする。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.4
映像美3.9
音楽3.7
演技3.7
余韻3.6

世間ではどう評価されているか

原作
眉月じゅん の漫画
監督
永井聡
公開
2018

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

眉月じゅんの漫画を原作とする作品です。

年齢差の恋という設定については、受け止め方が分かれます。作品自体は恋愛の成就に向かわない構成です。

こんな人におすすめ

  • 原作漫画を読んだ人
  • きれいに終わらない恋愛映画が好きな人
  • 大泉洋の演技を観たい人

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