憐れみの3章KINDS OF KINDNESS
洋画2024年コメディ2020年代ランティモス

憐れみの3章

165分あります。難解ではありませんが、不快です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
ヨルゴス・ランティモス
脚本
ランティモス、エフティミス・フィリップ
出演
エマ・ストーン、ジェシー・プレモンス、ウィレム・デフォー、マーガレット・クアリー
製作国
アイルランド・イギリス・アメリカ
上映時間
165分
公開
2024年(日本)

あらすじ(ネタバレなし)

第一話。上司に生活のすべてを管理されている男が、ある命令を拒んだことで人生を失います。

第二話。行方不明だった妻が帰ってきます。しかし夫は、彼女が別人だと確信します。

第三話。カルト教団に属する二人が、死者を蘇らせる能力を持つ人物を探しています。

ここが見どころ

俳優の使い回し

同じ俳優が三話で別人を演じます。顔が同じであることが、主題の反復を強調します。

ジェシー・プレモンス

三話すべてに出演し、カンヌで男優賞を受賞しました。

支配という主題

上司、夫、教祖。形を変えて、同じ関係が三度反復されます。

この映画について:同じ俳優が、3つの短編でまったく別の役を演じる。

『哀れなるものたち』の直後に発表された作品です。あちらが大作だったのに対し、こちらは初期作に近い、乾いた不快さがあります。

支配される側が、それを自ら選んでいるという点が一貫しています。恐ろしいのはそこです。

難点は165分の長さと、三話がそれぞれ長く、疲れることです。

この作品の良さ

  • 俳優を使い回す構造
  • ジェシー・プレモンスの演技
  • 支配という主題の反復

当サイトの評価

3.8/5.0

同じ俳優が、3つの短編でまったく別の役を演じる。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.8
映像美4.4
音楽4.3
演技4.6
余韻3.9

世間ではどう評価されているか

カンヌ
男優賞 2024年・ジェシー・プレモンス
IMDb
6.6 /10
形式
3話オムニバス

2024年のカンヌ国際映画祭で、ジェシー・プレモンスが男優賞を受賞しました。

こんな人におすすめ

  • ランティモス作品が好きな人
  • オムニバス形式が平気な人
  • 不快な作品に耐性がある人

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