

勝手にふるえてろ
3.9/5当サイトの評価(5点満点)
笑えますが、身に覚えがあるほど痛い作品です。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・脚本
- 大九明子
- 原作
- 綿矢りさ『勝手にふるえてろ』
- 出演
- 松岡茉優、渡辺大知、石橋杏奈、北村匠海
- 製作国
- 日本
- 公開
- 2017年
- 上映時間
- 117分
あらすじ(ネタバレなし)
経理として働くヨシカは、中学のときの同級生イチを10年間想い続けています。会ったことも話したこともほとんどありません。
そんな彼女に、同じ会社のニが猛烈に告白してきます。押しの強い彼を、ヨシカは持て余しました。
同窓会でイチと再会する機会が訪れます。10年分の妄想と、現実の彼。ヨシカの世界は大きく揺らぎ始めます。
ここが見どころ
松岡茉優の勢い
早口の独白が全編を占めます。ほぼ一人芝居に近い密度で、この俳優の力が全開です。
妄想の可視化
電車の乗客や店員が突然歌い出すなど、彼女の内面が外に出ます。主観の映像化が効いています。
終盤の落とし方
恋愛の成就ではなく、自分の思い込みを認めるところに着地します。
この映画について:10年間、片思いの相手を妄想し続けている。
恋愛のこじらせ方を描いた作品です。主人公は他人を勝手に理想化し、勝手に失望します。
松岡茉優の演技が突出しています。早口の独白を延々と続けながら、痛々しさと可笑しさを両立させる。
中盤である事実が明かされ、それまでの認識が覆ります。この仕掛けが、単なる恋愛コメディで終わらせない。
終盤は恋愛の成就ではなく、自己認識の話に着地します。この選択が誠実で、後味を良くしています。
この作品の良さ
- 松岡茉優のほぼ一人芝居
- 妄想を映像化する演出
- 中盤の認識の反転
- 恋愛の成就に逃げない着地
当サイトの評価
3.9/5.0
10年間、片思いの相手を妄想し続けている。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.0 |
| 映像美 | 3.8 |
| 音楽 | 3.8 |
| 演技 | 4.3 |
| 余韻 | 3.9 |
世間ではどう評価されているか
- 原作
- 綿矢りさ の小説
- 上映時間
- 117 分
- 公開
- 2017 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
綿矢りさの小説を原作とする作品です。
松岡茉優の演技への評価が特に高い作品とされています。
こんな人におすすめ
- 松岡茉優の演技を観たい人
- こじらせた恋愛の話が好きな人
- 原作小説を読んだ人
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