火口のふたり(2019年・邦画)のイメージ

火口のふたり

3.7/5当サイトの評価(5点満点)

観る人を強く選びますが、作りは真剣です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
荒井晴彦
原作
白石一文『火口のふたり』
出演
柄本佑、瀧内公美
製作国
日本
公開
2019年
上映時間
115分

あらすじ(ネタバレなし)

職も失い、離婚もした賢治は、実家のある秋田へ戻ります。いとこの直子の結婚式に出るためでした。

二人はかつて激しい関係にありました。式を数日後に控えた直子は、賢治の前に現れます。

彼女の婚約者は自衛官で、不在にしています。二人は部屋にこもり、ほとんど外に出ないまま数日を過ごしました。

ここが見どころ

二人だけの構成

登場人物は実質二人です。ほぼ室内で、会話と身体だけで115分が進みます。

会話の質

性的な場面の合間に、過去や死についての会話が続きます。会話劇としての比重が大きい。

終末の気配

背景に大きな災厄の予兆が置かれています。この設定が、二人の行動に理屈を与えています。

この映画について:結婚を控えたいとこ同士が、数日間だけ閉じこもる。

性描写が極めて多い作品です。この点で、観る人を強く選びます。

しかし扱われているのは性そのものではなく、何も残らない人生をどう終えるかという話です。二人とも行き場がありません。

柄本佑と瀧内公美の演技が良い。台詞のやり取りに、演技以上の緊張があります。

背景に置かれた災厄の予兆が効いています。いま観ると、この設定の意味がより重く感じられます。

この作品の良さ

  • 二人だけで115分を持たせる構成
  • 会話劇としての比重
  • 終末の気配という背景
  • 俳優二人の緊張

当サイトの評価

3.7/5.0

結婚を控えたいとこ同士が、数日間だけ閉じこもる。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.7
映像美3.8
音楽3.6
演技4.1
余韻3.8

世間ではどう評価されているか

原作
白石一文 の小説
上映時間
115
公開
2019

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

白石一文の小説を原作とする作品です。

性描写が極めて多く、観る人を強く選びます。

こんな人におすすめ

  • 強い性描写に抵抗がない人
  • 会話劇が好きな人
  • 俳優の演技を目当てに観る人

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