ジュラシック・ワールド 新たなる支配者(2022年・洋画)のイメージ
洋画2022年SF2020年代アメリカ

ジュラシック・ワールド 新たなる支配者

同窓会としては楽しいのですが、映画としては散漫です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
コリン・トレヴォロウ
出演
クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード、サム・ニール、ローラ・ダーン、ジェフ・ゴールドブラム
製作国
アメリカ
公開
2022年
シリーズ
ジュラシック・ワールド三部作の完結編

あらすじ(ネタバレなし)

前作の結末から4年。恐竜は世界各地に拡散し、人間の生活圏と隣り合わせで生きるようになっていました。

一方、遺伝子工学企業バイオシン社は、巨大なイナゴを生み出していました。特定の作物だけを食い尽くすその虫は、世界の食糧供給を脅かし始めます。

調査に乗り出したのは、旧三部作のグラント博士とサトラー博士。そしてクローンの少女を探すオーウェンたち。二つの筋が、バイオシンの研究施設で合流します。

ここが見どころ

旧三部作組の再登場

サム・ニール、ローラ・ダーン、ジェフ・ゴールドブラムが揃います。この顔ぶれが並ぶだけで、シリーズを追ってきた人には価値があります。

マルタの追跡

中盤、街中を恐竜が追ってくるアクション。バイクとの追走は、シリーズでは新しい趣向です。

羽毛のある恐竜

近年の学説を反映した造形が一部で採用されています。細かい部分ですが、更新の意思は感じられます。

この映画について:恐竜が世界中に放たれた、その後。

最大の問題は、物語の中心が恐竜ではなくイナゴになったことです。遺伝子操作の危険という主題は一貫しているのですが、シリーズに求められているものとずれています。

旧三部作の人物を呼び戻したのは商業的には成功でしたが、そのぶん新旧の人物が多すぎて、どちらの物語も薄くなりました。

アクションは断片的に良い場面があります。ただ、恐竜が世界に放たれたという壮大な設定に対して、実際の舞台は研究施設内に収束してしまいます。設定の大きさを活かせていない。

シリーズの完結編としては物足りない出来です。1作目『ジュラシック・パーク』からの流れを締める作品として、期待に届いていません。

この作品の良さ

  • 旧三部作の主要人物の再登場
  • マルタでの追跡アクション
  • 最新の学説を一部反映した造形
  • シリーズを締めようとした意思

当サイトの評価

3.3/5.0

恐竜が世界中に放たれた、その後。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本2.9
映像美4.0
音楽3.8
演技3.3
余韻3.0

世間ではどう評価されているか

シリーズ
完結編 三部作の第3作
公開
2022
備考
旧三部作 の主要人物が再登場

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

『ジュラシック・ワールド』三部作の完結編で、旧三部作の主要人物も再登場しました。

物語の中心が恐竜から遺伝子操作されたイナゴに移った点について、批判が集まりました。当サイトでは『ジュラシック・パーク』『ジュラシック・ワールド』も収録しています。

こんな人におすすめ

  • シリーズを追ってきた人
  • 旧三部作の顔ぶれを観たい人
  • 完結編を見届けたい人

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