ジェニー・ペンの奇妙な瞳(2025年・洋画)のイメージ
洋画2025年ホラーサスペンス・犯罪ニュージーランド

ジェニー・ペンの奇妙な瞳

3.8/5当サイトの評価(5点満点)

怪物は出てきません。それが一番怖い作品です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・共同脚本
ジェームズ・アシュクロフト
出演
ジェフリー・ラッシュ、ジョン・リスゴー、ジョージ・ヘンアー
製作国
ニュージーランド
日本公開
2025年
ジャンル
スリラー/ホラー

あらすじ(ネタバレなし)

高圧的な判事だったステファンは、法廷で倒れ、半身の自由を失います。彼は介護施設へ入ることになりました。

そこにいたのが、デイヴという入居者です。彼は赤ん坊の人形「ジェニー・ペン」を手にはめ、夜になると他の入居者を辱め、支配していました。

職員は誰も気づきません。訴えても、認知症の妄想として処理されるだけです。ステファンは、自力でこの男に対抗しようとします。

ここが見どころ

二人の俳優

ジェフリー・ラッシュとジョン・リスゴーの対決です。ベテラン同士の演技の応酬が作品の骨格になっています。

信じてもらえない恐怖

被害を訴えても取り合われません。老いによって発言の信用が失われるという状況が、恐怖の中心にあります。

人形という道具

目のない赤ん坊の人形が、支配の象徴として使われます。超常的な力はありません。

この映画について:介護施設の中で、人形を持った老人が支配している。

超自然的な要素は一切ありません。恐怖の源は、老いて誰にも信じてもらえなくなるという状況そのものです。

この設定が残酷です。認知症を疑われた瞬間、証言の価値が失われる。加害者はそれを分かったうえで行動しています。

ジェフリー・ラッシュとジョン・リスゴーの演技が支えています。どちらも老いた身体を隠さず、その無力さを演技に組み込んでいます。

後味は極めて悪い。介護施設という場所を扱うため、身近な人に思い当たる部分がある人ほど辛い作品になります。

この作品の良さ

  • 超自然に頼らない恐怖の設計
  • 信じてもらえないという状況の残酷さ
  • ベテラン二人の演技の応酬
  • 人形を支配の象徴として使った演出

当サイトの評価

3.8/5.0

介護施設の中で、人形を持った老人が支配している。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.7
映像美4.0
音楽3.9
演技4.4
余韻3.9

世間ではどう評価されているか

製作国
ニュージーランド
日本公開
2025
ジャンル
スリラー

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

介護施設を舞台にしたニュージーランド製作のスリラーです。

老いと無力さを扱っており、後味の悪さを指摘する声が多い作品です。

こんな人におすすめ

  • 超自然に頼らないホラーが好きな人
  • 俳優の演技を目当てに観る人
  • 後味の悪さに耐えられる人

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