

ジェニー・ペンの奇妙な瞳
怪物は出てきません。それが一番怖い作品です。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・共同脚本
- ジェームズ・アシュクロフト
- 出演
- ジェフリー・ラッシュ、ジョン・リスゴー、ジョージ・ヘンアー
- 製作国
- ニュージーランド
- 日本公開
- 2025年
- ジャンル
- スリラー/ホラー
あらすじ(ネタバレなし)
高圧的な判事だったステファンは、法廷で倒れ、半身の自由を失います。彼は介護施設へ入ることになりました。
そこにいたのが、デイヴという入居者です。彼は赤ん坊の人形「ジェニー・ペン」を手にはめ、夜になると他の入居者を辱め、支配していました。
職員は誰も気づきません。訴えても、認知症の妄想として処理されるだけです。ステファンは、自力でこの男に対抗しようとします。
ここが見どころ
二人の俳優
ジェフリー・ラッシュとジョン・リスゴーの対決です。ベテラン同士の演技の応酬が作品の骨格になっています。
信じてもらえない恐怖
被害を訴えても取り合われません。老いによって発言の信用が失われるという状況が、恐怖の中心にあります。
人形という道具
目のない赤ん坊の人形が、支配の象徴として使われます。超常的な力はありません。
この映画について:介護施設の中で、人形を持った老人が支配している。
超自然的な要素は一切ありません。恐怖の源は、老いて誰にも信じてもらえなくなるという状況そのものです。
この設定が残酷です。認知症を疑われた瞬間、証言の価値が失われる。加害者はそれを分かったうえで行動しています。
ジェフリー・ラッシュとジョン・リスゴーの演技が支えています。どちらも老いた身体を隠さず、その無力さを演技に組み込んでいます。
後味は極めて悪い。介護施設という場所を扱うため、身近な人に思い当たる部分がある人ほど辛い作品になります。
この作品の良さ
- 超自然に頼らない恐怖の設計
- 信じてもらえないという状況の残酷さ
- ベテラン二人の演技の応酬
- 人形を支配の象徴として使った演出
当サイトの評価
介護施設の中で、人形を持った老人が支配している。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.7 |
| 映像美 | 4.0 |
| 音楽 | 3.9 |
| 演技 | 4.4 |
| 余韻 | 3.9 |
世間ではどう評価されているか
- 製作国
- ニュージーランド
- 日本公開
- 2025 年
- ジャンル
- スリラー
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
介護施設を舞台にしたニュージーランド製作のスリラーです。
老いと無力さを扱っており、後味の悪さを指摘する声が多い作品です。
こんな人におすすめ
- 超自然に頼らないホラーが好きな人
- 俳優の演技を目当てに観る人
- 後味の悪さに耐えられる人
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