回転THE INNOCENTS
洋画1961年ホラー1960年代ヘンリー・ジェイムズ

回転

怖がらせる演出はほぼありません。それでも不気味です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
ジャック・クレイトン
原作
ヘンリー・ジェイムズ
脚本
トルーマン・カポーティほか
撮影
フレディ・フランシス
出演
デボラ・カー、マーティン・スティーヴンス、パメラ・フランクリン
製作国
イギリス
上映時間
100分
公開
1962年(日本)

あらすじ(ネタバレなし)

19世紀のイギリス。ミス・ギデンズは、田舎の広大な屋敷で二人の孤児の家庭教師として雇われます。

子どもたちは礼儀正しく、聡明です。しかし彼女は、屋敷の中で見知らぬ人影を見るようになります。前任の家庭教師と使用人は、不審な死を遂げていました。

ここが見どころ

深い焦点

画面の奥に人影が立っています。説明されず、観客が自分で気づく作りです。

確定しない構造

幽霊が実在するのか、彼女の妄想なのか。最後まで判断材料が与えられません。

デボラ・カーの演技

理性的な人物が、少しずつ確信に取り憑かれていきます。

この映画について:幽霊がいるのか、家庭教師が壊れているのか。

原作は1898年の中編『ねじの回転』です。「語り手が信用できるか」という問題を扱った文学の代表例で、映画版もその曖昧さを保っています。

脚本にはトルーマン・カポーティが参加しています。台詞の含みの多さはそのためでしょう。

難点は、テンポが遅いことと、刺激を求めると外れることです。

この作品の良さ

  • 深い焦点による人影
  • 確定しない構造
  • デボラ・カーの演技

当サイトの評価

4.2/5.0

幽霊がいるのか、家庭教師が壊れているのか。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.3
映像美4.7
音楽4.3
演技4.6
余韻4.6

世間ではどう評価されているか

原作
ヘンリー・ジェイムズ 『ねじの回転』
IMDb
7.7 /10
脚本
トルーマン・カポーティ参加

原作はヘンリー・ジェイムズが1898年に発表した中編『ねじの回転』です。

脚本にはトルーマン・カポーティが参加しています。

こんな人におすすめ

  • 静かなホラーが好きな人
  • 文学の映像化に関心がある人
  • 曖昧な結末が平気な人

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