悪魔のような女LES DIABOLIQUES
洋画1955年サスペンス1950年代フランス

悪魔のような女

結末は絶対に調べずに観てください。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
出演
シモーヌ・シニョレ、ヴェラ・クルーゾー、ポール・ムーリス
製作国
フランス
上映時間
117分
公開
1955年(日本は1955年)

あらすじ(ネタバレなし)

パリ郊外の寄宿学校。校長のミシェルは、妻クリスティーナにも愛人のニコルにも、日常的に暴力を振るう男です。

耐えかねた二人は、共謀します。休暇を利用して校長を遠方に呼び出し、浴槽で溺死させ、学校のプールに沈める計画です。

計画は実行されます。しかし数日後、水を抜いたプールから、遺体は見つかりませんでした。

ここが見どころ

プールの水を抜く場面

何も出てこないと分かった瞬間の落差。ここから映画の性質が変わります。

音楽をほとんど使わない

劇伴が極端に少なく、水音と足音で緊張を作ります。

終盤の浴室

映画史上でも屈指の恐怖の場面です。詳細は書きません。

この映画について:妻と愛人が手を組んで、共通の夫を殺す。

公開時、劇場では「結末を人に話さないでください」という呼びかけが行われました。この宣伝手法は、後の『サイコ』にも引き継がれます。

ヒッチコックはこの原作の映画化権を取り損ね、同じ作者の別作品を『めまい』として映画化したと伝えられます。

難点は、いまの目には展開がゆっくりに感じられることです。ただ、その溜めが終盤で効きます。

この作品の良さ

  • 終盤の恐怖の演出
  • 音楽に頼らない緊張
  • 結末の切れ味

当サイトの評価

4.4/5.0

妻と愛人が手を組んで、共通の夫を殺す。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.7
映像美4.5
音楽4.1
演技4.6
余韻4.7

世間ではどう評価されているか

影響
『サイコ』へ 宣伝手法も含めて
IMDb
8.0 /10
製作国
フランス

公開時、観客に結末を口外しないよう求める宣伝が行われました。この手法は後に『サイコ』などに引き継がれています。

原作はボワロー&ナルスジャックの小説です。

こんな人におすすめ

  • 古典サスペンスが好きな人
  • 結末で驚きたい人
  • フランス映画に入りたい人

配信を探す

各サービスで「悪魔のような女」を検索した結果へ移動します。配信の有無はリンク先でご確認ください(配信状況は頻繁に変わるため、当サイトでは配信中かどうかの判定はしていません)。