LIGHT UP
デスノート Light up the NEW world
2006年の実写版から10年後を描く続編。設定は広げたが、頭脳戦の密度は落ちている。
着想は面白いのですが、まとまりを欠きます。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
近未来。死者の脳をスキャンし、生前に見ていた映像を再生する技術が実用化されていました。それを扱うのが、警察庁の科学捜査研究所第九研究室です。
新人の青木は、室長の薪に配属されます。しかし他人の記憶を見続ける仕事は、見る側の精神を確実に削っていきました。
一家惨殺事件の捜査で、彼らは犯人とされた少年の脳を覗きます。そこに映っていたものは、事件の見え方を根本から変えるものでした。
死者の記憶を映像として見る。見てはいけないものを見る仕事という着想が優れています。
他人の記憶を追体験するため、捜査員が壊れていきます。この代償の描写が主題です。
二人の関係が物語の軸です。特に生田斗真の抑えた演技が作品を支えています。
設定は非常に魅力的です。死者が最後に見たものを再生するという着想だけで、いくらでも物語が作れます。
しかし本作は、原作の複数のエピソードを詰め込みすぎました。2時間半近くあっても、それぞれが駆け足になります。
残酷な描写も多く、猟奇的な事件が繰り返されます。刺激の強さが、主題である「見ることの代償」を薄めている印象があります。
俳優陣は真面目に取り組んでおり、演出も丁寧です。構成さえ整理されていれば、もっと良い作品になったはずです。
死者の脳から、見ていた光景を読み取る。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.2 |
| 映像美 | 3.9 |
| 音楽 | 3.6 |
| 演技 | 3.6 |
| 余韻 | 3.4 |
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
清水玲子の漫画を原作とする作品です。
猟奇的な描写が多く、また原作の詰め込みすぎが指摘されています。
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