秘密 THE TOP SECRET(2016年・邦画)のイメージ

秘密 THE TOP SECRET

3.4/5当サイトの評価(5点満点)

着想は面白いのですが、まとまりを欠きます。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
大友啓史
原作
清水玲子『秘密 -トップ・シークレット-』
出演
生田斗真、岡田将生、椎名桔平、栗山千明
製作国
日本
公開
2016年
ジャンル
サスペンス/SF

あらすじ(ネタバレなし)

近未来。死者の脳をスキャンし、生前に見ていた映像を再生する技術が実用化されていました。それを扱うのが、警察庁の科学捜査研究所第九研究室です。

新人の青木は、室長の薪に配属されます。しかし他人の記憶を見続ける仕事は、見る側の精神を確実に削っていきました。

一家惨殺事件の捜査で、彼らは犯人とされた少年の脳を覗きます。そこに映っていたものは、事件の見え方を根本から変えるものでした。

ここが見どころ

設定の魅力

死者の記憶を映像として見る。見てはいけないものを見る仕事という着想が優れています。

見る側の消耗

他人の記憶を追体験するため、捜査員が壊れていきます。この代償の描写が主題です。

生田斗真と岡田将生

二人の関係が物語の軸です。特に生田斗真の抑えた演技が作品を支えています。

この映画について:死者の脳から、見ていた光景を読み取る。

設定は非常に魅力的です。死者が最後に見たものを再生するという着想だけで、いくらでも物語が作れます。

しかし本作は、原作の複数のエピソードを詰め込みすぎました。2時間半近くあっても、それぞれが駆け足になります。

残酷な描写も多く、猟奇的な事件が繰り返されます。刺激の強さが、主題である「見ることの代償」を薄めている印象があります。

俳優陣は真面目に取り組んでおり、演出も丁寧です。構成さえ整理されていれば、もっと良い作品になったはずです。

この作品の良さ

  • 死者の記憶を見るという着想
  • 見る側が消耗するという主題
  • 生田斗真の抑えた演技
  • 丁寧な演出

当サイトの評価

3.4/5.0

死者の脳から、見ていた光景を読み取る。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.2
映像美3.9
音楽3.6
演技3.6
余韻3.4

世間ではどう評価されているか

原作
清水玲子 の漫画
監督
大友啓史
公開
2016

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

清水玲子の漫画を原作とする作品です。

猟奇的な描写が多く、また原作の詰め込みすぎが指摘されています。

こんな人におすすめ

  • 原作漫画を読んだ人
  • 特殊設定のサスペンスが好きな人
  • 残酷な描写に耐性がある人

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