ハイ・ライフ(2019年・洋画)のイメージ

ハイ・ライフ

3.6/5当サイトの評価(5点満点)

娯楽性はゼロです。それでも忘れがたい作品です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・共同脚本
クレール・ドゥニ
出演
ロバート・パティンソン、ジュリエット・ビノシュ、ミア・ゴス
製作国
フランス・ドイツ・イギリス・ポーランド・アメリカ
日本公開
2019年
上映時間
113分
ジャンル
SF/ドラマ

あらすじ(ネタバレなし)

宇宙船の中に、モンテと赤ん坊の二人だけが残されています。他の乗員はすでにいません。

この船に乗っているのは、地球で死刑判決を受けた者たちでした。恩赦と引き換えに、ブラックホールへ向かう片道の任務に就いています。

船内では、医師のディブスが乗員を使った生殖実験を続けていました。閉じた空間で、暴力と欲望が積み重なっていきます。

ここが見どころ

説明の欠如

時系列も設定も断片的にしか示されません。観客は状況を推測し続けることになります。

赤ん坊との場面

冒頭、男が一人で乳児を世話しています。この静かな場面が、後の暴力と対をなします。

船の造形

宇宙船が箱型で、まったく未来的ではありません。この意匠が独特の質感を作っています。

この映画について:死刑囚だけを乗せた宇宙船が、ブラックホールへ向かう。

SFの体裁ですが、科学的な説明も物語の整理もありません。断片が並ぶだけです。

扱われているのは、閉じた空間での身体と支配です。生殖実験、性的な暴力、そして孤独。極めて不穏な空気が続きます。

冒頭の、男が一人で赤ん坊を育てる場面が印象的です。この静けさがあるからこそ、明かされる過去が効きます。

娯楽性はまったくありません。好みが極端に分かれる作品で、万人には勧められません。

この作品の良さ

  • 説明を拒む構成
  • 冒頭の赤ん坊との場面
  • 未来的でない船の造形
  • 閉鎖空間の不穏さ

当サイトの評価

3.6/5.0

死刑囚だけを乗せた宇宙船が、ブラックホールへ向かう。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.5
映像美4.3
音楽4.0
演技3.9
余韻3.8

世間ではどう評価されているか

上映時間
113
監督
クレール・ドゥニ
日本公開
2019

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

クレール・ドゥニ監督による英語作品です。

性暴力を含む描写があり、説明を排した構成のため評価は大きく分かれます。

こんな人におすすめ

  • 説明のないSFに耐えられる人
  • 不穏な作品が好きな人
  • ロバート・パティンソンの出演作を追っている人

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