ヘレディタリーHEREDITARY
洋画2018年ホラー2010年代アリ・アスター

ヘレディタリー 継承

前半だけでも十分にきついです。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
アリ・アスター
出演
トニ・コレット、アレックス・ウルフ、ミリー・シャピロ、ガブリエル・バーン
製作国
アメリカ
上映時間
127分
公開
2018年11月(日本)

あらすじ(ネタバレなし)

ミニチュア作家のアニーは、母を亡くしたばかりです。生前の母とは複雑な関係でした。葬儀で、彼女は弔辞をうまく読めません。

夫と、高校生の息子ピーター、13歳の娘チャーリー。家族はそれぞれ、母の死に対する反応を持て余しています。

そしてある夜、この家族にもう一つの取り返しのつかない出来事が起こります。

ここが見どころ

トニ・コレットの演技

食卓での長い独白。怒りと悲しみが同時に噴き出す一連は、近年の映画でも屈指です。

ミニチュアと家

冒頭、ミニチュアの部屋がそのまま実物の部屋になるカット。登場人物が誰かの作った模型の中にいるという暗示です。

音の設計

舌を鳴らす音、鈴の音。特定の音が出るたびに緊張が走るよう調教されます。

この映画について:家族の喪失を描いていたはずが、途中から別の話になる。

アリ・アスターはこれが長編デビュー作です。家族の機能不全と悲嘆を、ホラーの装置で押し切るという方法が確立されています。

終盤の説明的な展開については、賛否があります。私は前半のほうが怖いと思いますが、構造としては筋が通っています。

難点は、描写が強いこと、127分がやや長いこと、そして後味が非常に悪いことです。

この作品の良さ

  • トニ・コレットの演技
  • ミニチュアという装置
  • 音の設計

当サイトの評価

4.3/5.0

家族の喪失を描いていたはずが、途中から別の話になる。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.3
映像美4.6
音楽4.5
演技4.9
余韻4.6

世間ではどう評価されているか

サンダンス
出品 2018年
IMDb
7.3 /10
監督
長編デビュー作 アリ・アスター

2018年のサンダンス映画祭で上映され、大きな話題となりました。

アリ・アスターの長編監督デビュー作で、次作は『ミッドサマー』です。

こんな人におすすめ

  • 強い描写に耐えられる人
  • 家族を扱ったホラーが好きな人
  • 『ミッドサマー』を観た人

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