

ゴジラvsコング
この種の映画に何を求めるかで、評価が完全に分かれます。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- アダム・ウィンガード
- 出演
- アレクサンダー・スカルスガルド、レベッカ・ホール、小栗旬
- 製作国
- アメリカ
- 公開
- 2021年
- シリーズ
- モンスターヴァース第4作
あらすじ(ネタバレなし)
コングは、隔離されたドーム施設で保護されていました。故郷のスカルアイランドはすでに失われています。
一方、長らく姿を消していたゴジラが突如として人間の施設を襲い始めます。理由は分かりません。
研究者たちは、地球空洞説にもとづく「地下世界」にコングの故郷があると考え、彼を案内役として遠征を計画します。しかしその移動の途中で、ゴジラが現れました。
ここが見どころ
香港での対決
ネオンに照らされた夜の街での格闘。色彩を活かした画作りで、シリーズでも最も見応えのある戦闘です。
洋上の初戦
空母の上での最初の接触。海という舞台がゴジラ側に有利という設定が、きちんと画に反映されています。
地下世界の意匠
重力が反転する空洞世界のデザインは、荒唐無稽ながら視覚的に楽しい。
この映画について:理屈はいい。二匹が殴り合えばそれでいい。
人間側の物語は、ほぼ機能していません。陰謀も、家族の話も、テンプレート通りに進みます。怪獣が出ていない時間が退屈という、この種の映画の典型的な弱点を抱えています。
一方、怪獣の対決は明快で楽しい。理屈を捨てて殴り合いに集中したという判断が、前作までの重苦しさから解放されています。
アダム・ウィンガードの演出は色彩感覚が強く、とくに香港の場面は他のシリーズ作と明確に違います。この画作りだけでも観る価値があります。
深いものを求める作品ではありません。その前提で観れば、十分に満足できるタイプの娯楽作です。
この作品の良さ
- ネオンを活かした香港での対決
- 理屈を捨てて対決に集中した判断
- 地下世界の視覚的な面白さ
- 色彩感覚の強い演出
当サイトの評価
理屈はいい。二匹が殴り合えばそれでいい。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.1 |
| 映像美 | 4.3 |
| 音楽 | 3.9 |
| 演技 | 3.4 |
| 余韻 | 3.3 |
世間ではどう評価されているか
- シリーズ
- 第4作 モンスターヴァース
- 公開
- 2021 年
- 備考
- 劇場と配信 の同時公開
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
モンスターヴァース第4作にあたり、新型コロナウイルスの影響で劇場公開と配信が同時に行われました。
怪獣同士の対決に集中した構成が、シリーズの中では好意的に受け止められています。
こんな人におすすめ
- 怪獣映画が好きな人
- 難しいことを考えずに観たい人
- 映像の色彩を楽しみたい人
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