フランケンシュタインFRANKENSTEIN
洋画1931年ホラー1930年代古典

フランケンシュタイン

70分。古典ホラーの入口として最適です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
ジェームズ・ホエール
原作
メアリー・シェリー
特殊メイク
ジャック・ピアース
出演
ボリス・カーロフ、コリン・クライヴ
製作国
アメリカ
上映時間
70分
公開
1931年

あらすじ(ネタバレなし)

科学者ヘンリー・フランケンシュタインは、墓地や絞首台から集めた死体をつなぎ合わせ、生命を与える実験に取り憑かれています。

助手が持ち帰った脳は、実は異常のあるものでした。それを知らないまま、彼は嵐の夜に実験を成功させます。

生み出された怪物は、言葉を持たず、光を求めます。しかし恐怖と暴力によって扱われるうち、事態は取り返しのつかない方向へ進みます。

ここが見どころ

怪物の造形

ジャック・ピアースによる特殊メイク。平らな頭、首のボルト、重い靴。原作に描写のないこの姿が、以降の定番になりました。

湖畔の場面

怪物が少女と花を投げて遊ぶ一連。この場面は当時、多くの国で検閲により削除されました。

ボリス・カーロフの演技

台詞がほとんどない役を、動作と目だけで演じています。同情を引く怪物像の出発点です。

この映画について:怪物の顔は、この映画が作った。

原作小説とはかなり異なります。原作の怪物は雄弁で知的ですが、この映画では言葉を持たない存在に変えられています。

それでも、この作品が扱っているのは「作った側の責任」です。怪物は最初から怪物ではありません。

難点は、70分に収めた結果として展開が急なことと、いまの目には演技が大仰に見えることです。

この作品の良さ

  • 怪物の造形
  • ボリス・カーロフの演技
  • 70分という長さ

当サイトの評価

4.1/5.0

怪物の顔は、この映画が作った。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.0
映像美4.6
音楽4.1
演技4.5
余韻4.3

世間ではどう評価されているか

影響
怪物像を決定 以降の作品の原型
IMDb
7.8 /10
原作
メアリー・シェリー 1818年

特殊メイクによる怪物の造形は、以降のあらゆるフランケンシュタイン像の原型となりました。

1935年には続編『フランケンシュタインの花嫁』が製作され、こちらも高く評価されています。

こんな人におすすめ

  • 古典ホラーに入りたい人
  • 短い映画を探している人
  • 怪物ものが好きな人

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