ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年・洋画)のイメージ
洋画2022年ファンタジー2020年代イギリス

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密

シリーズの中では最も観やすい一本ですが、それは良いことばかりではありません。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
デヴィッド・イェーツ
脚本
J・K・ローリング、スティーヴ・クローヴス
出演
エディ・レッドメイン、ジュード・ロウ、マッツ・ミケルセン
製作国
イギリス・アメリカ
公開
2022年
シリーズ
第3作

あらすじ(ネタバレなし)

闇の魔法使いグリンデルバルドは、魔法界の支配を目指して勢力を拡大していました。彼はかつてダンブルドアと血の誓いを交わしており、互いに戦うことができません。

ダンブルドアは、魔法動物学者ニュート・スキャマンダーを中心とするチームを組織します。作戦の要は、誰も先を読めない状況を作ることでした。

舞台は魔法界の最高指導者を選ぶ選挙へ。予言の獣キリンをめぐる争いと、ダンブルドア自身の過去が交差していきます。

ここが見どころ

マッツ・ミケルセンの交代

前作までの俳優から交代しての起用でしたが、静かな威圧感のある悪役として成立しています。この配役変更は結果的に良い方向に働きました。

魔法動物の描写

シリーズ本来の売りである動物たちの造形は健在です。とくにキリンという生物のデザインは印象的。

ダンブルドアの過去

グリンデルバルドとの関係が、これまでより明確に描かれます。ハリー・ポッター本編を知っていると意味が増します。

この映画について:魔法界の選挙と、ダンブルドアの過去。

前作『黒い魔法使いの誕生』は、設定が入り組みすぎて多くの観客を置き去りにしました。本作はその反省から、話を単純にし、目的を明確にしています。その意味では改善です。

しかし、単純にしすぎた面もあります。魔法動物学者が主人公である必然性は薄く、シリーズが当初掲げていた「魔法生物を巡る冒険」からは遠ざかりました。

ダンブルドアとグリンデルバルドの関係の描写は本作の中心で、ここは丁寧に扱われています。ハリー・ポッターの前史として知りたかった部分でもあります。

興行的には振るわず、シリーズはこの作品以降、続きが作られていません。企画としての勢いが失われたことは事実として記しておきます。

この作品の良さ

  • マッツ・ミケルセンによる悪役
  • 前作から整理された分かりやすい構成
  • ダンブルドアの過去の描写
  • 魔法動物のデザイン

当サイトの評価

3.3/5.0

魔法界の選挙と、ダンブルドアの過去。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.0
映像美4.1
音楽4.0
演技3.6
余韻3.1

世間ではどう評価されているか

シリーズ
第3作
公開
2022
備考
以降 続編は製作されていない

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

『ファンタスティック・ビースト』シリーズの第3作です。悪役グリンデルバルド役は前作から俳優が交代しました。

興行的に振るわず、シリーズは本作以降続きが製作されていません。当サイトではハリー・ポッターシリーズも収録しています。

こんな人におすすめ

  • ハリー・ポッターの前史に興味がある人
  • シリーズを追ってきた人
  • マッツ・ミケルセンの悪役を観たい人

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