エルヴィスELVIS
洋画2022年ミュージカル2020年代バズ・ラーマン

エルヴィス

音楽と映像の圧が強い作品です。落ち着いた伝記ではありません。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
バズ・ラーマン
出演
オースティン・バトラー、トム・ハンクス、オリヴィア・デヨング
製作国
アメリカ・オーストラリア
上映時間
159分
公開
2022年7月(日本)

あらすじ(ネタバレなし)

病床のトム・パーカー大佐が語り始めます。彼は自らを「エルヴィスを作った男」と名乗ります。

ミシシッピの貧しい家に育った少年は、黒人街の教会とブルースから音楽を学びました。腰を振る歌い方は、白人社会に衝撃を与えます。

パーカーは彼をスターに押し上げますが、同時に契約で縛り、海外公演を許さず、ラスベガスに閉じ込めていきます。

ここが見どころ

オースティン・バトラーの歌

初期の楽曲は本人の歌唱が使われています。この役でアカデミー主演男優賞にノミネートされました。

音楽の源泉の描写

黒人音楽からの影響を明示します。「白人が黒人音楽で成功した」という構造を、避けずに描いています。

1968年のカムバック特番

黒革の衣装での復活公演。ここが映画の頂点です。

この映画について:語り手は、彼を食い物にしたマネージャー。

語り手を搾取した側に置くという構成が優れています。観客は最初から、この語りが信用できないことを知りながら聞くことになります。

バズ・ラーマンらしく編集は極端に速く、前半は情報が洪水のように流れます。ここで脱落する人はいるでしょう。

難点は159分の長さと、後半の失速です。ラスベガス期が長い。

この作品の良さ

  • 語り手の設定
  • オースティン・バトラーの歌唱
  • 音楽の源泉を描く姿勢

当サイトの評価

4.0/5.0

語り手は、彼を食い物にしたマネージャー。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.7
映像美4.6
音楽4.8
演技4.6
余韻4.1

世間ではどう評価されているか

アカデミー賞
8部門 ノミネート
IMDb
7.3 /10
興行
音楽伝記として上位

第95回アカデミー賞で作品賞、主演男優賞を含む8部門にノミネートされました。

音楽伝記映画としては世界的に高い興行成績を記録しています。

こんな人におすすめ

  • 音楽伝記が好きな人
  • 派手な映像に耐えられる人
  • エルヴィスに興味がある人

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