DRIVE
ドライヴ
好き嫌いがはっきり分かれます。物語より、質感を味わう映画です。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- ニコラス・ウィンディング・レフン
- 出演
- ライアン・ゴズリング、キャリー・マリガン、ブライアン・クランストン、アルバート・ブルックス
- 音楽
- クリフ・マルティネス
- 上映時間
- 100分
- 日本公開
- 2012年3月
あらすじ(ネタバレなし)
ロサンゼルス。名前も明かされない男は、昼は映画のカースタント、夜は強盗の逃走を請け負う運転手として生きています。
同じアパートに住む女性アイリーンとその息子に心を許した彼は、出所してきた彼女の夫が抱える借金の問題に関わってしまいます。
ここが見どころ
冒頭の逃走
カーチェイスではなく、隠れて待つ逃走。スピードではなく静けさで緊張を作るという宣言です。
ネオンと電子音楽
ピンクの筆記体タイトル、シンセサイザー。1980年代の質感を意図的に再現しており、以降の映像作品に広く模倣されました。
この映画について:主人公がほとんど喋らない。音楽と光だけで100分。
主人公はほとんど喋りません。沈黙と、突然の暴力。この二つだけで人物が作られています。感情移入は難しい。
音楽と照明の設計が突出しており、映像作品としての影響は非常に大きい。以降「ドライヴっぽい」という形容が使われるほどです。
難点は、物語が薄いことと、暴力描写が突然かつ強いことです。前半の静けさに慣れたところで殴られる感覚があります。
この作品の良さ
- 静けさで緊張を作る演出
- 音楽と照明の設計
- 様式としての完成度
当サイトの評価
4.4/5.0
主人公がほとんど喋らない。音楽と光だけで100分。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.0 |
| 映像美 | 5.0 |
| 音楽 | 5.0 |
| 演技 | 4.5 |
| 余韻 | 4.5 |
世間ではどう評価されているか
- カンヌ
- 監督賞 2011年
- IMDb
- 7.8 /10
- 影響
- 大 映像と音楽の様式が広く模倣された
カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞。1980年代風のシンセサイザー音楽とネオンの映像は、以降の映像作品に非常に大きな影響を与えました。
こんな人におすすめ
- 様式的な映画が好きな人
- 音楽と映像で押されたい人
- 物語の薄さを気にしない人
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