映画ドラえもん のび太の地球交響楽(2024年・邦画)のイメージ
邦画2024年アニメ2020年代日本

映画ドラえもん のび太の地球交響楽

音楽ものとして、想像以上に真面目に作られています。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
今井一暁
脚本
内藤了
原作
藤子・F・不二雄
製作国
日本
公開
2024年
興行収入
43.1億円

あらすじ(ネタバレなし)

音楽の授業でリコーダーが吹けないのび太は、ドラえもんの道具に頼ります。誰でも上手に演奏できる「音楽コンサート」の道具でした。

そこへ、ミッカという少女が現れます。彼女は音楽の星ファーレの民で、地球へ音楽を集めに来たといいます。

音楽の力を失うと、世界は「ノイズ」に飲み込まれてしまう。のび太たちは、失われた音楽を取り戻すため、ミッカとともに演奏を続けることになります。

ここが見どころ

演奏場面の音響

実際のオーケストラ演奏が使われており、音の作りがシリーズの中で突出しています。劇場の音響で観る価値があります。

下手なままの主人公

のび太はリコーダーが上手くなりません。技術ではなく気持ちが音楽になるという主題が、この設定に直結しています。

ノイズという敵

音を消していく存在という設定が、視覚と聴覚の両方で表現されます。抽象的な敵としては分かりやすい。

この映画について:音楽が世界を救う、という直球の題材。

音楽を題材にしたアニメーションは、音が良くなければ成立しません。本作は実際の演奏を丁寧に録り、劇場の音響を前提に作られています。この点は評価できます。

主題は直球で、「音楽には力がある」という以上のものはありません。ただ、のび太が最後まで上手くならないという設定が、その直球さに一つひねりを加えています。

物語の運びは定型的で、驚きはありません。異星から来た少女、失われた力、仲間との協力。シリーズの型をなぞっています。

子どもと一緒に観るには良い作品です。音楽に興味を持つきっかけにもなります。

この作品の良さ

  • 実際の演奏を使った音響設計
  • のび太が上手くならないという設定
  • ノイズという敵の視覚化
  • 音楽への入り口として機能する

当サイトの評価

3.6/5.0

音楽が世界を救う、という直球の題材。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.5
映像美3.9
音楽4.1
演技3.6
余韻3.7

世間ではどう評価されているか

興行収入
43.1 億円
題材
音楽
公開
2024

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

映画ドラえもんシリーズのオリジナル作品で、音楽を題材にしています。興行収入43.1億円。

実際のオーケストラ演奏を使用し、音響設計に力を入れた作品です。

こんな人におすすめ

  • 子どもと一緒に観る人
  • 音楽ものが好きな人
  • 劇場の音響で観られる人

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