デリカテッセンDELICATESSEN
洋画1991年コメディ1990年代フランス映画

デリカテッセン

『アメリ』の監督の原点にあたる作品ですが、味わいはかなり違います。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
ジャン=ピエール・ジュネ、マルク・キャロ
出演
ドミニク・ピノン、マリー=ロール・ドゥーニャック、ジャン=クロード・ドレフュス
製作国
フランス
上映時間
99分
公開
1991年(フランス)

あらすじ(ネタバレなし)

食糧が尽きた近未来。荒れ果てた郊外に建つ一棟のアパートでは、一階の精肉店の主人が絶対的な力を持っています。

住人が求人に応じてやってくると、なぜか長続きしません。理由は、誰もが察していました。

そこへ、元道化師のルイゾンが管理人として住み込みます。彼は、店主の娘に出会います。

ここが見どころ

画面の色

全編が黄土色と褐色で統一されています。ジュネの世界の作り方が、すでに完成しています。

音のギャグ

ベッドの軋みに合わせて建物中の作業が同期する場面は、リズムだけで笑わせます。

地下の集団

菜食主義の地下組織という設定が、寓話としての奥行きを与えています。

この映画について:食糧難の時代。一階の肉屋は、いつも肉を切らさない。

食人を扱いながら、陰惨にならずに滑稽さへ寄せるのがこの作品の芸です。

物語は緩く、場面の思いつきを並べた構成に近い。そこが弱点でもあります。

題材が題材なので、苦手な人は最初の10分で降りると思います。

この作品の良さ

  • 美術と色彩設計
  • 音を使った笑い
  • 寓話としての奥行き

当サイトの評価

3.9/5.0

食糧難の時代。一階の肉屋は、いつも肉を切らさない。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.9
映像美4.5
音楽4.4
演技4.2
余韻4.1

世間ではどう評価されているか

IMDb
7.5 /10
上映時間
99
受賞
セザール賞 複数部門

セザール賞で新人監督作品賞・脚本賞など複数の部門を受賞しました。

ジャン=ピエール・ジュネ監督は、後に『アメリ』を手がけています。

こんな人におすすめ

  • 風変わりな映画が好きな人
  • 美術で映画を選ぶ人
  • ブラックユーモアに耐性がある人

配信を探す

各サービスで「デリカテッセン」を検索した結果へ移動します。配信の有無はリンク先でご確認ください(配信状況は頻繁に変わるため、当サイトでは配信中かどうかの判定はしていません)。