コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年・邦画)のイメージ
邦画2022年コメディ2020年代日本

コンフィデンスマンJP 英雄編

シリーズを追ってきた人向けの要素が、今回は多めです。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
田中亮
脚本
古沢良太
出演
長澤まさみ、東出昌大、小手伸也、関水渚
製作国
日本
公開
2022年
舞台
マルタ島ほか

あらすじ(ネタバレなし)

ダー子たちが次に狙うのは、地中海のマルタ島に眠るとされる幻の美術品でした。所有者は、島を支配する一族です。

計画を進める中で、ダー子はかつての師匠に関わる人物と接触します。彼女がこの世界に入った経緯が、少しずつ明かされていきます。

同時に、リチャードとボクちゃんにもそれぞれの事情が生じます。三人の関係が揺らぐ中で、大がかりな仕掛けが動き始めます。

ここが見どころ

マルタ島のロケ

石造りの街並みと地中海。舞台の美しさがシリーズの中でも際立っています。絵葉書的ではありますが、効果的です。

ダー子の過去

これまで語られてこなかった彼女の来歴に触れます。シリーズの中では珍しく、人物の内面に踏み込んだ回です。

種明かしの構造

毎度おなじみの多重の仕掛け。今回も最後まで観客を騙す構成が維持されています。

この映画について:舞台はマルタ島。標的は美術品。

シリーズの型は健在です。標的を定め、計画を立て、失敗に見せかけて、最後に全部ひっくり返す。この安定感が本シリーズの価値です。

本作の特徴は、ダー子の過去に触れたことです。これまで意図的に語られてこなかった部分に踏み込むことで、シリーズとしての厚みが増しました。

一方で、人物の内面に寄ったぶん、詐欺の仕掛け自体の切れ味はやや落ちています。純粋な騙し合いを求める人には物足りないかもしれません。

マルタ島の風景は素晴らしく、旅行映画としても楽しめます。海外ロケの規模はシリーズで最大です。

この作品の良さ

  • マルタ島の風景
  • ダー子の過去に踏み込んだ構成
  • 多重の種明かしの維持
  • シリーズとしての厚みの増加

当サイトの評価

3.5/5.0

舞台はマルタ島。標的は美術品。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.6
映像美3.7
音楽3.6
演技3.7
余韻3.3

世間ではどう評価されているか

脚本
古沢良太
シリーズ
劇場版第3作
公開
2022

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

フジテレビ系ドラマ『コンフィデンスマンJP』の劇場版第3作です。マルタ島でのロケが行われました。

シリーズでは珍しく、主人公ダー子の過去に踏み込んだ内容になっています。

こんな人におすすめ

  • シリーズを追ってきた人
  • 騙し合いの映画が好きな人
  • 海外ロケの風景を楽しみたい人

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