名探偵コナン 100万ドルの五稜星(2024年・邦画)のイメージ
邦画2024年アニメ2020年代日本

名探偵コナン 100万ドルの五稜星

近年の劇場版の中では、舞台の使い方がいちばん上手い一本だと思います。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
永岡智佳
原作
青山剛昌
声の出演
高山みなみ、山口勝平、堀川りょう
製作国
日本
公開
2024年
興行収入
158.0億円

あらすじ(ネタバレなし)

函館で、日本刀の展示会が開かれることになりました。目玉は、新選組にゆかりのある名刀です。

その刀を狙って怪盗キッドが予告状を出します。同時に、刀を追う別の勢力も動いていました。過去の殺人事件との関連も見えてきます。

現場に居合わせたコナンと、剣道の腕を持つ服部平次。二人は函館の街を舞台に、刀と事件の真相を追うことになります。

ここが見どころ

函館という舞台

五稜郭、坂道、倉庫街。実在の街の地形を事件の構造に組み込んでいます。舞台の使い方としては、シリーズでも上位。

怪盗キッドと服部平次

人気の高い二人を同時に扱う構成。キャラクター人気を軸にした企画が、158億円という数字につながりました。

剣戟の場面

日本刀を扱う作品らしく、殺陣の描写に力が入っています。アニメーションとしての見応えがあります。

この映画について:函館を舞台に、怪盗キッドと剣士が動く。

シリーズ最高の興行収入を記録した作品です。理由は明確で、怪盗キッドと服部平次という人気キャラクターを同時に主役級で扱ったこと。商業的な判断が的中しました。

内容としても、函館という舞台を活かした構成は良く出来ています。五稜郭の形が事件の鍵になるという趣向は、シリーズらしい強引さと面白さの両方があります。

推理の比重は相変わらず低く、終盤は物理法則を超えたアクションで解決します。この様式に慣れているかどうかで評価が変わります。

初見の観客には、やはり人物関係が分かりにくい。とくにキッドと平次の立ち位置は、前提知識が必要です。

この作品の良さ

  • 函館の地形を事件に組み込んだ構成
  • 人気キャラクター二人の同時起用
  • 日本刀を扱った剣戟の作画
  • シリーズ最高の興行成績

当サイトの評価

3.8/5.0

函館を舞台に、怪盗キッドと剣士が動く。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.7
映像美4.1
音楽3.9
演技3.8
余韻3.7

世間ではどう評価されているか

興行収入
158.0 億円
位置づけ
第27作 シリーズ最高興収
公開
2024

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

劇場版『名探偵コナン』シリーズの第27作で、興行収入158.0億円はシリーズ最高記録です。

怪盗キッドと服部平次という人気キャラクターを同時に扱った構成が、興行を牽引しました。

こんな人におすすめ

  • コナンのシリーズを追っている人
  • 怪盗キッド・服部平次が好きな人
  • 函館に馴染みがある人

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