

名探偵コナン 100万ドルの五稜星
近年の劇場版の中では、舞台の使い方がいちばん上手い一本だと思います。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- 永岡智佳
- 原作
- 青山剛昌
- 声の出演
- 高山みなみ、山口勝平、堀川りょう
- 製作国
- 日本
- 公開
- 2024年
- 興行収入
- 158.0億円
あらすじ(ネタバレなし)
函館で、日本刀の展示会が開かれることになりました。目玉は、新選組にゆかりのある名刀です。
その刀を狙って怪盗キッドが予告状を出します。同時に、刀を追う別の勢力も動いていました。過去の殺人事件との関連も見えてきます。
現場に居合わせたコナンと、剣道の腕を持つ服部平次。二人は函館の街を舞台に、刀と事件の真相を追うことになります。
ここが見どころ
函館という舞台
五稜郭、坂道、倉庫街。実在の街の地形を事件の構造に組み込んでいます。舞台の使い方としては、シリーズでも上位。
怪盗キッドと服部平次
人気の高い二人を同時に扱う構成。キャラクター人気を軸にした企画が、158億円という数字につながりました。
剣戟の場面
日本刀を扱う作品らしく、殺陣の描写に力が入っています。アニメーションとしての見応えがあります。
この映画について:函館を舞台に、怪盗キッドと剣士が動く。
シリーズ最高の興行収入を記録した作品です。理由は明確で、怪盗キッドと服部平次という人気キャラクターを同時に主役級で扱ったこと。商業的な判断が的中しました。
内容としても、函館という舞台を活かした構成は良く出来ています。五稜郭の形が事件の鍵になるという趣向は、シリーズらしい強引さと面白さの両方があります。
推理の比重は相変わらず低く、終盤は物理法則を超えたアクションで解決します。この様式に慣れているかどうかで評価が変わります。
初見の観客には、やはり人物関係が分かりにくい。とくにキッドと平次の立ち位置は、前提知識が必要です。
この作品の良さ
- 函館の地形を事件に組み込んだ構成
- 人気キャラクター二人の同時起用
- 日本刀を扱った剣戟の作画
- シリーズ最高の興行成績
当サイトの評価
函館を舞台に、怪盗キッドと剣士が動く。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.7 |
| 映像美 | 4.1 |
| 音楽 | 3.9 |
| 演技 | 3.8 |
| 余韻 | 3.7 |
世間ではどう評価されているか
- 興行収入
- 158.0 億円
- 位置づけ
- 第27作 シリーズ最高興収
- 公開
- 2024 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
劇場版『名探偵コナン』シリーズの第27作で、興行収入158.0億円はシリーズ最高記録です。
怪盗キッドと服部平次という人気キャラクターを同時に扱った構成が、興行を牽引しました。
こんな人におすすめ
- コナンのシリーズを追っている人
- 怪盗キッド・服部平次が好きな人
- 函館に馴染みがある人
配信を探す
各サービスで「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」を検索した結果へ移動します。配信の有無はリンク先でご確認ください(配信状況は頻繁に変わるため、当サイトでは配信中かどうかの判定はしていません)。

