チワワちゃん(2019年・邦画)のイメージ

チワワちゃん

3.3/5当サイトの評価(5点満点)

構造は面白いのですが、映像は好みが分かれます。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
二宮健
原作
岡崎京子『チワワちゃん』
出演
門脇麦、成田凌、寛一郎、玉城ティナ
製作国
日本
公開
2019年
上映時間
104分

あらすじ(ネタバレなし)

東京湾で、バラバラ死体が発見されます。被害者は「チワワちゃん」と呼ばれていた19歳の女性でした。

彼女とつるんでいた若者たちは、報道で初めて彼女の本名を知ります。誰も、彼女の素性を知りませんでした。

友人だったミキは、当時の仲間を訪ね歩きます。しかし証言は食い違い、チワワちゃんの姿は次第にぼやけていきました。

ここが見どころ

証言による再構成

語る人によって印象が変わります。集めるほど分からなくなるという構造です。

映像の作り

極端な色彩と編集が多用されます。好みが強く分かれる部分です。

門脇麦

語り手として全編を通します。冷めた視線が作品の芯になっています。

この映画について:死んだ「チワワちゃん」が、誰だったのか誰も知らない。

岡崎京子の漫画が原作です。一人の女性を証言だけで再構成しようとして、失敗する話です。

構造は面白い。誰もが自分の見たいようにその人を見ており、本当の姿は誰も知らない。

一方、映像は極端です。色彩、編集、音楽。すべてが過剰で、若さの表現としても行き過ぎに感じます。

門脇麦の抑えた語りが、その過剰さを辛うじて繋ぎ止めています。好みが強く分かれる作品です。

この作品の良さ

  • 証言で再構成する構造
  • 分からなくなっていくという結論
  • 門脇麦の冷めた語り
  • 原作の空気の翻案

当サイトの評価

3.3/5.0

死んだ「チワワちゃん」が、誰だったのか誰も知らない。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.3
映像美3.4
音楽3.4
演技3.5
余韻3.3

世間ではどう評価されているか

原作
岡崎京子 の漫画
上映時間
104
公開
2019

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

岡崎京子の漫画を原作とする作品です。

映像表現が過剰だという指摘があり、評価が分かれています。薬物や性的な描写を含みます。

こんな人におすすめ

  • 原作漫画を読んだ人
  • 実験的な映像に抵抗がない人
  • 構造の面白い作品が好きな人

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