惡の華(2019年・邦画)のイメージ

惡の華

3.4/5当サイトの評価(5点満点)

居心地の悪さが延々と続く作品です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
井口昇
原作
押見修造『惡の華』
出演
伊藤健太郎、玉城ティナ、秋田汐梨
製作国
日本
公開
2019年
上映時間
128分

あらすじ(ネタバレなし)

中学生の春日高男は、本ばかり読み、自分は他人と違うと思い込んでいます。同じクラスの佐伯奈々子に憧れていました。

ある日、教室に残された彼女の体操着を、彼は衝動的に持ち去ります。その現場を、仲村佐和という同級生に目撃されていました。

仲村は彼を脅し、「契約」を強います。彼女の要求はエスカレートし、春日は次第に逃げ場を失っていきました。

ここが見どころ

恥の描写

思春期特有の自意識と、それが暴かれる恐怖。この居心地の悪さが全編を占めます。

玉城ティナ

何を考えているか分からない少女を演じます。この人物の不気味さが作品の核です。

前半と後半

中学時代と高校時代に分かれます。原作の長い連載を、二部構成で圧縮しています。

この映画について:同級生の体操着を盗んだところを、見られてしまう。

押見修造の漫画が原作です。思春期の恥と、それを暴かれる恐怖を扱っています。

主人公は共感しにくい人物です。自分を特別だと思い込み、他人を見下し、そして最も情けない行為をする。

玉城ティナ演じる仲村が良い。動機が説明されないまま、ひたすら破壊を求めるという造形です。

原作の長さを圧縮したため、後半が駆け足になります。それでも、居心地の悪さは十分に再現されています。

この作品の良さ

  • 思春期の恥の描写
  • 玉城ティナの不気味な造形
  • 共感を求めない主人公
  • 原作の空気の再現

当サイトの評価

3.4/5.0

同級生の体操着を盗んだところを、見られてしまう。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.3
映像美3.7
音楽3.5
演技3.7
余韻3.4

世間ではどう評価されているか

原作
押見修造 の漫画
上映時間
128
公開
2019

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

押見修造の漫画を原作とする実写映画です。

性的な描写と、いじめに近い関係の描写を含みます。原作の圧縮による粗さも指摘されています。

こんな人におすすめ

  • 原作漫画を読んだ人
  • 居心地の悪い作品に耐えられる人
  • 思春期を扱った作品に関心がある人

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