ちはやふるCHIHAYAFURU
邦画2016年青春2010年代競技かるた

ちはやふる -上の句-

漫画原作の実写化としては、成功例のひとつです。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
小泉徳宏
原作
末次由紀
出演
広瀬すず、野村周平、真剣佑、上白石萌音
上映時間
111分
公開
2016年3月

あらすじ(ネタバレなし)

高校生の綾瀬千早は、小学生の頃に転校生の綿谷新から競技かるたを教わりました。彼と、幼なじみの真島太一との三人で過ごした日々が、いまも彼女の原点です。

高校に入学した千早は、かるた部を作ろうとします。しかし部員が集まりません。

個性のばらばらな五人がようやく揃い、団体戦の全国大会を目指すことになります。

ここが見どころ

札を取る瞬間

上の句の数音で札が飛ぶ。スローモーションと効果音を使い、一瞬の勝負を見せる工夫が徹底しています。

団体戦という選択

個人競技であるかるたを、部活動の団体戦として描く。スポーツ映画の型に落とし込む判断が効いています。

広瀬すずの熱量

ほぼ全編で叫んでいますが、この役では正解です。

この映画について:畳の上で、札を取る速さを競う。それだけで熱くなる。

実写化として優れているのは、競技のルールを観客に理解させることに時間を惜しまなかった点です。分からないままでは熱くなれません。

上の句・下の句の二部構成で、この作品だけでは完結しません。そこは注意が必要です。

難点は、恋愛の三角関係が定型的なことと、人物の描き分けが分かりやすすぎることです。

この作品の良さ

  • 競技の見せ方
  • ルール説明の丁寧さ
  • 広瀬すずの熱量

当サイトの評価

4.0/5.0

畳の上で、札を取る速さを競う。それだけで熱くなる。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.0
映像美4.3
音楽4.1
演技4.2
余韻4.0

世間ではどう評価されているか

日本アカデミー賞
受賞 新人俳優賞ほか
原作
末次由紀 漫画
IMDb
7.0 /10

『-下の句-』(2016年)、『-結び-』(2018年)と続く三部作の第1作です。

原作漫画は競技かるたの競技人口増加に影響したと言われています。

こんな人におすすめ

  • スポーツ青春ものが好きな人
  • 漫画の実写化を観たい人
  • 競技かるたに興味がある人

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