ブラック・ショーマン(2025年・邦画)のイメージ
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ブラック・ショーマン

東野圭吾の映像化としては、比較的新しい趣向を持った作品です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
水田伸生
原作
東野圭吾『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』
出演
福山雅治、有村架純
製作国
日本
公開
2025年
興行収入
24.0億円

あらすじ(ネタバレなし)

地方の町で、中学教師が殺害されます。被害者の娘・真世は、葬儀のために帰郷しました。

そこへ現れたのが、疎遠だった叔父・武史です。かつてラスベガスでマジシャンとして活動していた彼は、警察の捜査とは別に独自に動き始めます。

武史が使うのは、人の心理を読み、誘導するマジシャンの技術でした。町の人々に揺さぶりをかけながら、二人は事件の核心へ近づいていきます。

ここが見どころ

マジックを捜査に使う

誘導、錯覚、心理の読み取り。マジシャンの技術を尋問に応用するという設定が、この作品の発明です。

福山雅治の役どころ

胡散臭く、掴みどころのない人物。『ガリレオ』の湯川とは正反対の造形で、この俳優の別の面が出ています。

地方の閉鎖性

町おこし、同調圧力、余所者への視線。事件の背景として、地方社会の描写に一定の厚みがあります。

この映画について:元マジシャンの叔父と姪が、田舎町の殺人を追う。

東野圭吾原作の映像化は数多くありますが、本作は探偵役の造形が新しい点で目を引きます。論理ではなく心理操作で真相に迫るという方法です。

ミステリとしての仕掛けは中程度で、大きな驚きはありません。ただ、誰が嘘をついているかを揺さぶりで暴くという過程自体が見せ場になっています。

地方の町の描写も丁寧で、事件の動機が土地の事情と結びついています。単なる密室の謎解きになっていない点は良い。

有村架純の姪は、常識人として観客の視点を代弁します。叔父の胡散臭さとの対比が、作品のバランスを取っています。

この作品の良さ

  • マジックの技術を捜査に応用する設定
  • 福山雅治の掴みどころのない造形
  • 地方社会の描写の厚み
  • 揺さぶりの過程自体が見せ場になる構成

当サイトの評価

3.7/5.0

元マジシャンの叔父と姪が、田舎町の殺人を追う。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.8
映像美3.7
音楽3.6
演技3.9
余韻3.6

世間ではどう評価されているか

原作
東野圭吾 の小説
興行収入
24.0 億円
公開
2025

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

東野圭吾の小説『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』を原作とする作品です。興行収入24.0億円。

マジシャンの技術を捜査に使うという設定が、従来の東野圭吾作品の映像化とは異なる特徴になっています。

こんな人におすすめ

  • 東野圭吾の原作が好きな人
  • 変わった探偵役が好きな人
  • 地方を舞台にしたミステリが好きな人

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