バクマン。BAKUMAN
邦画2015年青春2010年代大根仁

バクマン。

地味な作業をここまで盛り上げるのは、なかなかの手腕です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
大根仁
原作
大場つぐみ、小畑健
音楽
サカナクション
出演
佐藤健、神木隆之介、染谷将太、リリー・フランキー
上映時間
120分
公開
2015年10月

あらすじ(ネタバレなし)

高校生の真城最高は、漫画家だった叔父の死をきっかけに、絵を描くことから遠ざかっています。同級生の高木秋人は、彼の絵を見て組もうと持ちかけます。

二人は週刊少年ジャンプへの持ち込みを始めます。編集部から告げられるのは、連載を勝ち取るには読者アンケートで一位を取り続けるしかないという現実です。

同世代の天才・新妻エイジが立ちはだかります。締め切りとアンケート順位に追われる日々が始まります。

ここが見どころ

作画の映像化

ペン先、トーン、消しゴムのかす。プロジェクションマッピングを使い、原稿用紙の上を戦場のように見せます。

サカナクションの音楽

全編にわたって効果音と音楽が一体化しています。作業場面の高揚感はほぼこの音楽の力です。

編集部の描写

ジャンプ編集部での実際の取材に基づいた場面が多く、業界ものとしての面白さがあります。

この映画について:漫画を描く手の動きを、アクションとして撮る。

長い原作を2時間にまとめるため、恋愛の要素を大幅に削り、「連載を取るまで」に絞ったのは正しい判断です。

何より、机に向かって紙にペンを走らせるだけの行為を、これほど見せる工夫をした邦画は珍しい。

難点は、削った結果として人物の掘り下げが浅いことと、終盤の展開が急なことです。

この作品の良さ

  • 作画場面の映像化
  • 音楽との一体感
  • 原作の絞り込み方

当サイトの評価

4.0/5.0

漫画を描く手の動きを、アクションとして撮る。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.0
映像美4.4
音楽4.4
演技4.2
余韻3.9

世間ではどう評価されているか

日本アカデミー賞
受賞 編集賞ほか
原作
週刊少年ジャンプ 大場つぐみ・小畑健
IMDb
6.9 /10

第39回日本アカデミー賞で最優秀編集賞などを受賞しました。

原作は『週刊少年ジャンプ』で連載された漫画です。

こんな人におすすめ

  • 漫画制作の裏側に興味がある人
  • 青春映画が好きな人
  • 音楽と映像の一体感を楽しみたい人

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