

バッド・ランズ
犯罪ものですが、家族の話として観るほうが正確です。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・脚本
- 原田眞人
- 原作
- 黒川博行『勁草』
- 出演
- 安藤サクラ、山田涼介、生瀬勝久、宇崎竜童
- 製作国
- 日本
- 公開
- 2024年
- 舞台
- 大阪
あらすじ(ネタバレなし)
大阪。ネリは特殊詐欺グループの現場を仕切っています。名簿を管理し、受け子を差配し、危ない橋を渡りながら生きてきました。
そこへ、行方をくらませていた弟のジョーが転がり込みます。金を持ち逃げした挙げ句、面倒を持ち込む男です。
組織の上層部が動き出し、状況は悪化します。姉弟には、母をめぐる語られない過去がありました。
ここが見どころ
安藤サクラ
疲れ、荒み、それでも回している女を演じます。格好よくも悲惨にもしない配分が的確です。
特殊詐欺の現場
掛け子、受け子、名簿。手口が段取りとして具体的に示されます。
原田眞人の台詞回し
早口で情報量が多く、方言も混ざります。聞き取りにくいと感じる人はいるはずです。
この映画について:特殊詐欺の受け子をまとめる女と、転がり込んできた弟。
特殊詐欺を扱った犯罪ものですが、核にあるのは姉弟の関係と、その背後にある家族の過去です。
安藤サクラが良い。強い女性としても被害者としても描かず、ただ生活のために回している人として存在しています。
原田眞人の演出は情報を詰め込む方向で、台詞が早く、人物も多い。一度観ただけでは関係を把握しきれません。ここは好みが分かれます。
終盤の展開はやや駆け足で、感情の整理が追いつきません。原作の分量を2時間強にまとめた無理が出ています。
この作品の良さ
- 安藤サクラの演技
- 特殊詐欺の手口の具体的な描写
- 犯罪ものを家族の話として構成した点
- 大阪という舞台の使い方
当サイトの評価
特殊詐欺の受け子をまとめる女と、転がり込んできた弟。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.7 |
| 映像美 | 3.7 |
| 音楽 | 3.7 |
| 演技 | 4.0 |
| 余韻 | 3.8 |
世間ではどう評価されているか
- 原作
- 黒川博行 『勁草』
- 監督
- 原田眞人
- 公開
- 2024 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
黒川博行の小説『勁草』を原作とする作品です。
情報量の多い台詞回しについては、聞き取りにくいという指摘もあります。
こんな人におすすめ
- 犯罪ものが好きな人
- 安藤サクラの演技を観たい人
- 大阪を舞台にした作品が好きな人
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