バッド・ランズ(2024年・邦画)のイメージ
邦画2024年サスペンス・犯罪家族サスペンス日本

バッド・ランズ

3.7/5当サイトの評価(5点満点)

犯罪ものですが、家族の話として観るほうが正確です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
原田眞人
原作
黒川博行『勁草』
出演
安藤サクラ、山田涼介、生瀬勝久、宇崎竜童
製作国
日本
公開
2024年
舞台
大阪

あらすじ(ネタバレなし)

大阪。ネリは特殊詐欺グループの現場を仕切っています。名簿を管理し、受け子を差配し、危ない橋を渡りながら生きてきました。

そこへ、行方をくらませていた弟のジョーが転がり込みます。金を持ち逃げした挙げ句、面倒を持ち込む男です。

組織の上層部が動き出し、状況は悪化します。姉弟には、母をめぐる語られない過去がありました。

ここが見どころ

安藤サクラ

疲れ、荒み、それでも回している女を演じます。格好よくも悲惨にもしない配分が的確です。

特殊詐欺の現場

掛け子、受け子、名簿。手口が段取りとして具体的に示されます。

原田眞人の台詞回し

早口で情報量が多く、方言も混ざります。聞き取りにくいと感じる人はいるはずです。

この映画について:特殊詐欺の受け子をまとめる女と、転がり込んできた弟。

特殊詐欺を扱った犯罪ものですが、核にあるのは姉弟の関係と、その背後にある家族の過去です。

安藤サクラが良い。強い女性としても被害者としても描かず、ただ生活のために回している人として存在しています。

原田眞人の演出は情報を詰め込む方向で、台詞が早く、人物も多い。一度観ただけでは関係を把握しきれません。ここは好みが分かれます。

終盤の展開はやや駆け足で、感情の整理が追いつきません。原作の分量を2時間強にまとめた無理が出ています。

この作品の良さ

  • 安藤サクラの演技
  • 特殊詐欺の手口の具体的な描写
  • 犯罪ものを家族の話として構成した点
  • 大阪という舞台の使い方

当サイトの評価

3.7/5.0

特殊詐欺の受け子をまとめる女と、転がり込んできた弟。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.7
映像美3.7
音楽3.7
演技4.0
余韻3.8

世間ではどう評価されているか

原作
黒川博行 『勁草』
監督
原田眞人
公開
2024

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

黒川博行の小説『勁草』を原作とする作品です。

情報量の多い台詞回しについては、聞き取りにくいという指摘もあります。

こんな人におすすめ

  • 犯罪ものが好きな人
  • 安藤サクラの演技を観たい人
  • 大阪を舞台にした作品が好きな人

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