BUDAPEST HOTEL
ババドゥックTHE BABADOOK
ババドゥック 暗闇の魔物
ホラーの形をした、悲嘆についての映画です。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・脚本
- ジェニファー・ケント
- 出演
- エッシー・デイヴィス、ノア・ワイズマン
- 製作国
- オーストラリア
- 上映時間
- 94分
- 公開
- 2015年(日本)
あらすじ(ネタバレなし)
アメリアは、息子サミュエルを出産する日に、交通事故で夫を失いました。以来6年、彼女は疲れきっています。
サミュエルは怪物がいると言い張り、武器を作り、学校で問題を起こします。母は誰にも助けを求められません。
ある夜、見覚えのない絵本が本棚にありました。『ミスター・ババドゥック』。読み聞かせを始めた母は、途中でページをめくる手を止めます。
ここが見どころ
絵本の造形
実際に作られた飛び出す絵本。この小道具だけで作品の世界が成立しています。
母親の疲弊
睡眠不足、周囲の無理解、息子への苛立ち。怪物が出る前から、すでに十分に恐ろしい。
地下室の結末
怪物を倒しません。「一緒に暮らす」という着地が、この作品の答えです。
この映画について:絵本に出てくる怪物が、家に居座る。
怪物が何の比喩かは、途中で明らかです。それでも成立するのは、母親の疲弊の描写が徹底して具体的だからです。
ジェニファー・ケントの長編デビュー作で、低予算ながら国際的に高い評価を受けました。
難点は、比喩が分かりやすすぎることと、子役の演技が意図的に苛立たせる作りになっていることです。
この作品の良さ
- 母親の疲弊の描写
- 絵本という小道具
- 倒さない結末
当サイトの評価
4.2/5.0
絵本に出てくる怪物が、家に居座る。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.3 |
| 映像美 | 4.4 |
| 音楽 | 4.3 |
| 演技 | 4.7 |
| 余韻 | 4.4 |
世間ではどう評価されているか
- 受賞
- 各映画祭 監督賞・新人賞ほか
- IMDb
- 6.8 /10
- 監督
- 長編デビュー作
サンダンス映画祭などで注目され、国際的に高い評価を受けました。
ジェニファー・ケントの長編監督デビュー作です。
こんな人におすすめ
- 比喩のあるホラーが好きな人
- 子育て中の人
- 血の出ないホラーを探している人
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