ANNIE HALL
洋画1977年コメディ1970年代恋愛

アニー・ホール

93分と短く、笑いも多い作品です。ただし監督個人をめぐる問題があるので、そこも書いておきます。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本・主演
ウディ・アレン
出演
ウディ・アレン、ダイアン・キートン
上映時間
93分
日本公開
1978年

あらすじ(ネタバレなし)

ニューヨークのコメディアン、アルヴィ・シンガーが、カメラに向かって語りかけます。恋人アニーとの関係がなぜ終わったのか、彼はそれを整理しようとしています。

テニスコートでの出会い、同棲、彼女の歌手としての成長、そして少しずつ噛み合わなくなる会話。物語は行き来しながら、二人の数年を組み立てていきます。

ここが見どころ

カメラへの語りかけ

主人公が観客に直接話しかけ、字幕で本音を出し、アニメになる場面もある。形式の自由さが当時としては新鮮でした。

字幕の本音

会話しながら、画面の下に二人が本当に考えていることが出る。会話の建前と本音を同時に見せる短い場面が有名です。

この映画について:終わった恋を、なぜ終わったのかだけ考え続ける。

恋愛映画の作り方を変えた作品です。結ばれるかどうかではなく、なぜ終わったかを考える。この視点が以降の恋愛映画に広がりました。

ダイアン・キートンの存在が大きく、彼女の話し方や服装が当時の流行にまでなりました。

難点は、主人公の理屈っぽさが鼻につくこと、そして監督個人をめぐる問題により、作品をどう扱うかの議論が続いていることです。そこを承知のうえで観る作品だと思います。

この作品の良さ

  • 恋愛映画の視点を変えた構成
  • 形式の自由さ
  • ダイアン・キートンの存在感

当サイトの評価

4.6/5.0

終わった恋を、なぜ終わったのかだけ考え続ける。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.9
映像美4.3
音楽4.4
演技4.8
余韻4.6

世間ではどう評価されているか

米アカデミー賞
4冠 作品賞・監督賞・脚本賞・主演女優賞
IMDb
8.0 /10
影響
以降の恋愛映画の型に

第50回アカデミー賞で作品賞を含む4部門を受賞しました。近年は監督個人をめぐる問題から、作品の扱いについて議論が続いています。

こんな人におすすめ

  • 会話中心の恋愛映画が好きな人
  • 短い作品を探している人
  • 作品と作者を分けて考えられる人

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