

友罪
3.5/5当サイトの評価(5点満点)
答えの出ない問いを、答えを出さずに扱っています。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・脚本
- 瀬々敬久
- 原作
- 薬丸岳『友罪』
- 出演
- 生田斗真、瑛太、夏帆、佐藤浩市
- 製作国
- 日本
- 公開
- 2018年
- 上映時間
- 129分
あらすじ(ネタバレなし)
元記者の益田は、町工場で働き始めます。同じ日に入社した鈴木は、無口で人を寄せつけない男でした。
少しずつ打ち解けていく中で、益田は鈴木の過去に疑いを持ち始めます。17年前に起きた連続児童殺傷事件、その加害少年ではないか。
確信に近づくほど、彼は迷います。過去を暴くべきか、それとも黙って友人でいるべきか。
ここが見どころ
更生をめぐる問い
罪を償った人物と、どう関わるべきか。答えのない問いが正面に置かれます。
複数の筋の並行
元タクシー運転手、元AV女優。それぞれ過去を抱えた人物が並行して描かれます。
瑛太の造形
何を考えているか分からない人物を演じます。この不透明さが作品を支えています。
この映画について:同僚が、かつての少年犯罪の加害者かもしれない。
少年犯罪の加害者の更生を扱った作品です。簡単な答えを出さないという姿勢は評価できます。
しかし複数の筋を並行させたことで、129分でもそれぞれが浅くなっています。主題が拡散する印象があります。
瑛太の演技は良い。更生したのかしていないのか、最後まで判断させないという造形です。
結末は明確な答えを示しません。この扱いは誠実ですが、物足りなさを感じる人はいるでしょう。
この作品の良さ
- 更生をめぐる問いの立て方
- 瑛太の不透明な造形
- 簡単な答えを出さない姿勢
- 実際の事件を想起させる題材の扱い
当サイトの評価
3.5/5.0
同僚が、かつての少年犯罪の加害者かもしれない。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.5 |
| 映像美 | 3.6 |
| 音楽 | 3.5 |
| 演技 | 3.9 |
| 余韻 | 3.6 |
世間ではどう評価されているか
- 原作
- 薬丸岳 の小説
- 上映時間
- 129 分
- 公開
- 2018 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
薬丸岳の小説を原作とする作品です。
複数の筋を並行させたことで主題が拡散しているという指摘があります。
こんな人におすすめ
- 少年犯罪や更生の問題に関心がある人
- 答えの出ない作品に耐えられる人
- 瑛太の演技を観たい人
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