ヴィデオドロームVIDEODROME
洋画1983年ホラー1980年代クローネンバーグ

ヴィデオドローム

身体変容の描写が強い作品です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
デヴィッド・クローネンバーグ
特殊効果
リック・ベイカー
出演
ジェームズ・ウッズ、デボラ・ハリー
製作国
カナダ
上映時間
87分
公開
1984年(日本)

あらすじ(ネタバレなし)

トロントのケーブルテレビ局を経営するマックスは、刺激的な番組を探しています。海賊放送で偶然、暴力だけを延々と流す「ヴィデオドローム」という番組を受信します。

彼はその映像に取り憑かれます。やがて幻覚を見るようになり、自分の腹部に、カセットを差し込む裂け目が開きます。

ここが見どころ

特殊効果

腹の裂け目、脈打つビデオテープ、生きた銃。CGを使わない造形が、いま観ても異様です。

「新しい肉体万歳」

作中で繰り返される標語。クローネンバーグの主題そのものです。

この映画について:テレビを見すぎた男の腹に、ビデオデッキの口が開く。

1983年の時点で、「映像が身体を変える」という主題を扱っています。いまの目には予見的です。

何が現実で何が幻覚かは、途中から区別できなくなります。それが意図です。

難点は、身体変容の描写が強いことと、話が最後まで整理されないことです。

この作品の良さ

  • 特殊効果の造形
  • メディアと身体という主題
  • 87分の締まり

当サイトの評価

4.0/5.0

テレビを見すぎた男の腹に、ビデオデッキの口が開く。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.9
映像美4.5
音楽4.2
演技4.2
余韻4.3

世間ではどう評価されているか

評価
カルト的な人気
IMDb
7.2 /10
特殊効果
リック・ベイカー

デヴィッド・クローネンバーグの初期を代表する作品で、後に「ボディ・ホラー」と呼ばれる系譜の中心に位置づけられています。

こんな人におすすめ

  • メディア論に興味がある人
  • 身体変容の描写に耐性がある人
  • クローネンバーグ作品を追いたい人

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