ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年・邦画)のイメージ
邦画2021年アクション2020年代日本

ザ・ファブル 殺さない殺し屋

岡田准一のアクションを観るための映画、と言い切っていい作品です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
江口カン
原作
南勝久『ザ・ファブル』
出演
岡田准一、木村文乃、平手友梨奈、堤真一、安田顕
製作国
日本
公開
2021年
シリーズ
第2作

あらすじ(ネタバレなし)

最強の殺し屋「ファブル」は、ボスの命令で1年間の休業を命じられていました。佐藤明という偽名で、大阪で普通の生活を送っています。誰も殺してはいけません。

デザイン会社で働き、相棒のヨウコと兄妹を装って暮らす日々。しかしその生活に、車椅子の青年・宇津帆が接近してきます。

彼はNPOの代表を名乗りながら、裏では別の顔を持っていました。かつてファブルに人生を狂わされた過去を持つ彼の狙いは、明への復讐です。

ここが見どころ

アクションの設計

「殺さない」という縛りがあるため、無力化する動きが中心になります。制約が動きの工夫を生むという点は前作から一貫していて、本作ではさらに洗練されています。

ビルの外壁の場面

終盤、高所での長い一連のアクション。CGに頼らず実際に吊って撮っている部分が多く、緊張感が違います。

岡田准一の身体

格闘技の実践者として知られる俳優で、動きに嘘がありません。日本の実写アクションで、この人の存在は大きい。

この映画について:1年間、誰も殺さずに普通に暮らせ。

前作の路線を踏襲しつつ、アクションの規模と質を上げています。「殺さずに勝つ」という制約が、日本の実写アクションに独自の型を持ち込んだという点で意義があります。

コメディ部分も健在で、ファブルが日常生活に馴染めない可笑しさが緩衝材になっています。ただ、この笑いのテンポは好みが分かれるところです。

物語としては単純で、敵の動機も分かりやすい。アクションの合間を埋めるための筋という位置づけに近く、深みを求める作品ではありません。

前作を観ていなくても入れますが、設定の説明は最小限なので、観ておいたほうがスムーズです。

この作品の良さ

  • 「殺さない」制約が生む動きの工夫
  • 実際に吊って撮った高所アクション
  • 岡田准一の身体能力
  • 日常パートのコメディが緩衝材になっている

当サイトの評価

3.7/5.0

1年間、誰も殺さずに普通に暮らせ。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.6
映像美3.9
音楽3.7
演技3.8
余韻3.5

世間ではどう評価されているか

原作
南勝久 の漫画
シリーズ
第2作
公開
2021

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

南勝久の漫画『ザ・ファブル』を実写映画化したシリーズの第2作です。

「殺さずに無力化する」という制約下のアクション設計が、シリーズの特徴になっています。

こんな人におすすめ

  • 日本の実写アクションに興味がある人
  • 岡田准一のアクションを観たい人
  • 前作を観た人

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