旅のおわり世界のはじまり(2019年・邦画)のイメージ
邦画2019年ドラマ日本

旅のおわり世界のはじまり

3.7/5当サイトの評価(5点満点)

旅行映画ではありません。不安についての映画です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
黒沢清
出演
前田敦子、加瀬亮、染谷将太、柄本時生
製作国
日本・ウズベキスタン・カタール
公開
2019年
上映時間
120分
ジャンル
ドラマ

あらすじ(ネタバレなし)

テレビ番組のリポーター・葉子は、取材のためウズベキスタンを訪れています。撮れ高が足りず、無理な企画を強いられていました。

言葉が通じず、現地の人にも警戒されます。撮影が終われば、彼女は一人でホテルの部屋にこもりました。

自由時間に街をさまよううち、彼女は思わぬ事態に巻き込まれます。日本にいる恋人とは連絡が取れなくなっていました。

ここが見どころ

言葉が通じない不安

現地語に字幕がつかない場面があります。観客も主人公と同じだけしか分からないという設計です。

黒沢清の緊張

何も起きていない街並みが不穏に見えます。ホラーの手法が旅の映画に持ち込まれています。

終盤の歌

主人公が歌う場面が終盤に置かれます。これまでの抑圧が一気に解ける瞬間です。

この映画について:ウズベキスタンで、番組のリポーターが迷子になる。

異国を舞台にした作品ですが、観光映画ではありません。描かれるのは、言葉の通じない場所での不安です。

黒沢清の演出が独特で、何も起きていない街が常に不穏に見えます。ホラー的な緊張が全編に流れています。

主人公は本当は歌手になりたかった、という設定が終盤で意味を持ちます。その場面で、それまでの抑圧が解放されます。

テンポは遅く、事件も少ない。雰囲気を味わう作品と考えるのが良いでしょう。

この作品の良さ

  • 言葉が通じない不安の設計
  • 何も起きない街の不穏さ
  • 終盤の歌の場面
  • 旅を観光として描かない視点

当サイトの評価

3.7/5.0

ウズベキスタンで、番組のリポーターが迷子になる。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.6
映像美4.0
音楽3.8
演技3.9
余韻3.8

世間ではどう評価されているか

上映時間
120
製作国
日本 ・ウズベキスタンほか
公開
2019

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

日本とウズベキスタンの国交樹立25周年を記念して製作された作品です。

テンポが遅く、事件が少ない構成のため、評価は好みによって分かれます。

こんな人におすすめ

  • 黒沢清の作品が好きな人
  • 異国を舞台にした作品に関心がある人
  • 雰囲気を味わう作品が好きな人

配信を探す

各サービスで「旅のおわり世界のはじまり」を検索した結果へ移動します。配信の有無はリンク先でご確認ください(配信状況は頻繁に変わるため、当サイトでは配信中かどうかの判定はしていません)。