空の青さを知る人よ(2019年・邦画)のイメージ

空の青さを知る人よ

3.5/5当サイトの評価(5点満点)

ファンタジーの設定を、姉妹の話に使っています。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
長井龍雪
脚本
岡田麿里
キャラクターデザイン
田中将賀
声の出演
吉沢亮、若山詩音、吉岡里帆
製作国
日本
公開
2019年

あらすじ(ネタバレなし)

秩父の町。高校生のあおいは、ベースを弾きながら東京へ出ることを夢見ています。姉のあかねは、両親を亡くしてから彼女のために故郷に残り続けました。

ある日、13年前の姿のままの慎之介が現れます。彼はあかねのかつての恋人で、上京してミュージシャンになったはずの人物でした。

同時に、31歳になった現在の慎之介も帰郷します。過去と現在の同じ人物が、姉妹の前に並ぶことになりました。

ここが見どころ

同じ人物の二人

18歳と31歳の同じ人物が同時に存在します。諦めた夢と、その後の現実の対比が可視化されます。

姉妹の関係

犠牲になった姉と、それを負い目に感じる妹。互いに言えないことがあるという関係が軸です。

秩父の風景

この制作陣が繰り返し舞台にしてきた土地です。

この映画について:13年前の姿のまま現れた、姉の元恋人。

ファンタジーの設定ですが、扱われているのは姉妹の関係と、諦めた夢です。

18歳と31歳の同じ人物を並べる着想が良い。夢を追った結果どうなったかが、目の前に二つ並ぶという構造です。

岡田麿里の脚本らしく、人物が互いに痛いことを言います。姉妹の口論の場面が、この作品で最も強い。

終盤の解決はやや性急で、都合の良さも目立ちます。それでも、姉妹の関係の描写は確かです。

この作品の良さ

  • 同じ人物を二人並べる着想
  • 姉妹の関係の描写
  • 秩父の風景
  • 諦めた夢という主題

当サイトの評価

3.5/5.0

13年前の姿のまま現れた、姉の元恋人。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.4
映像美4.0
音楽3.9
演技3.6
余韻3.6

世間ではどう評価されているか

制作陣
長井龍雪 /岡田麿里/田中将賀
舞台
埼玉県 秩父市
公開
2019

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。』などを手がけた三人による作品です。

終盤の解決が性急だという指摘があります。

こんな人におすすめ

  • 『あの花』『ここさけ』が好きだった人
  • 姉妹の話が好きな人
  • 秩父を舞台にした作品に関心がある人

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