

空の青さを知る人よ
ファンタジーの設定を、姉妹の話に使っています。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- 長井龍雪
- 脚本
- 岡田麿里
- キャラクターデザイン
- 田中将賀
- 声の出演
- 吉沢亮、若山詩音、吉岡里帆
- 製作国
- 日本
- 公開
- 2019年
あらすじ(ネタバレなし)
秩父の町。高校生のあおいは、ベースを弾きながら東京へ出ることを夢見ています。姉のあかねは、両親を亡くしてから彼女のために故郷に残り続けました。
ある日、13年前の姿のままの慎之介が現れます。彼はあかねのかつての恋人で、上京してミュージシャンになったはずの人物でした。
同時に、31歳になった現在の慎之介も帰郷します。過去と現在の同じ人物が、姉妹の前に並ぶことになりました。
ここが見どころ
同じ人物の二人
18歳と31歳の同じ人物が同時に存在します。諦めた夢と、その後の現実の対比が可視化されます。
姉妹の関係
犠牲になった姉と、それを負い目に感じる妹。互いに言えないことがあるという関係が軸です。
秩父の風景
この制作陣が繰り返し舞台にしてきた土地です。
この映画について:13年前の姿のまま現れた、姉の元恋人。
ファンタジーの設定ですが、扱われているのは姉妹の関係と、諦めた夢です。
18歳と31歳の同じ人物を並べる着想が良い。夢を追った結果どうなったかが、目の前に二つ並ぶという構造です。
岡田麿里の脚本らしく、人物が互いに痛いことを言います。姉妹の口論の場面が、この作品で最も強い。
終盤の解決はやや性急で、都合の良さも目立ちます。それでも、姉妹の関係の描写は確かです。
この作品の良さ
- 同じ人物を二人並べる着想
- 姉妹の関係の描写
- 秩父の風景
- 諦めた夢という主題
当サイトの評価
13年前の姿のまま現れた、姉の元恋人。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.4 |
| 映像美 | 4.0 |
| 音楽 | 3.9 |
| 演技 | 3.6 |
| 余韻 | 3.6 |
世間ではどう評価されているか
- 制作陣
- 長井龍雪 /岡田麿里/田中将賀
- 舞台
- 埼玉県 秩父市
- 公開
- 2019 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。』などを手がけた三人による作品です。
終盤の解決が性急だという指摘があります。
こんな人におすすめ
- 『あの花』『ここさけ』が好きだった人
- 姉妹の話が好きな人
- 秩父を舞台にした作品に関心がある人
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