

映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記
クレヨンしんちゃんの映画は、ふざけた顔で泣かせにきます。今回もそうです。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- 高橋渉
- 原作
- 臼井儀人
- 製作国
- 日本
- 公開
- 2024年
- 興行収入
- 26.9億円
- シリーズ
- 第31作
あらすじ(ネタバレなし)
日本各地で恐竜が発見され、テーマパーク「ディノズアイランド」が開園します。野原一家も見学に訪れました。
しんのすけは、そこで小さな恐竜「ナナ」と出会います。人に懐くその恐竜を、彼はこっそり連れ帰ってしまいました。
隠して育てるうちに、ナナは急速に成長していきます。そして恐竜たちの間で、ある異変が起き始めていました。
ここが見どころ
笑いと別れの配分
前半は徹底してふざけ、後半で感情に振る。シリーズが繰り返してきた構造ですが、本作でも安定して機能しています。
恐竜との生活
家で隠して育てる、という定型を丁寧にやっています。大きくなりすぎて隠せなくなる過程が笑いを生みます。
しんのすけの造形
子どもらしい残酷さと優しさが同居しています。いい子にしないという原則が、シリーズの強みです。
この映画について:恐竜と暮らして、そして別れる。
クレヨンしんちゃんの映画は、毎年一定の水準を保っています。本作も例外ではなく、笑いの量と感情の配分が計算されています。
恐竜との別れという題材は、『のび太の恐竜』をはじめ何度も扱われてきたものです。新しさはありませんが、型が強いので確実に効きます。
野原一家の描写も安定していて、とくにひろしとみさえが親として機能している点が良い。子どもの映画でありながら、大人の観客への配慮があります。
シリーズの中で突出した一本ではありません。ただ、毎年これだけの水準を維持していること自体が、驚くべきことだと思います。
この作品の良さ
- 笑いと感情の計算された配分
- しんのすけを「いい子」にしない造形
- 野原一家の親としての描写
- 毎年水準を維持する安定感
当サイトの評価
恐竜と暮らして、そして別れる。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.5 |
| 映像美 | 3.8 |
| 音楽 | 3.7 |
| 演技 | 3.6 |
| 余韻 | 3.7 |
世間ではどう評価されているか
- 興行収入
- 26.9 億円
- シリーズ
- 第31作
- 公開
- 2024 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
『映画クレヨンしんちゃん』シリーズの第31作です。興行収入26.9億円。
恐竜との交流と別れを軸にした構成で、シリーズの定型に沿った作品となっています。
こんな人におすすめ
- 子どもと一緒に観る人
- クレヨンしんちゃんの映画を追っている人
- 別れの話に弱い人
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