

ロケットマン
同種の音楽伝記の中では、形式が最も面白い一本です。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- デクスター・フレッチャー
- 出演
- タロン・エガートン、ジェイミー・ベル、リチャード・マッデン、ブライス・ダラス・ハワード
- 製作国
- イギリス・アメリカ
- 日本公開
- 2019年
- 受賞
- 米アカデミー賞 主題歌賞
- 備考
- R指定作品
あらすじ(ネタバレなし)
派手な衣装のまま更生施設のグループセラピーに現れたエルトン・ジョンが、自分の人生を語り始めます。
愛されなかった少年時代、王立音楽院での才能、そして作詞家バーニー・トーピンとの出会い。彼は瞬く間にスターになりました。
しかし成功は孤独を埋めません。薬物、酒、そして搾取的な恋愛。彼は自分自身を壊していきます。
ここが見どころ
ミュージカル形式
実際の出来事の再現ではなく、登場人物が歌い出し、空を飛ぶという空想的な作りです。
タロン・エガートン
歌唱をすべて自分で担当しています。物真似ではなく、解釈として歌っているのが良い。
負の側面を隠さない
薬物依存も性的な描写も削っていません。R指定を選んだ判断が効いています。
この映画について:伝記映画ではなく、本人の人生をミュージカルにする。
音楽伝記映画ですが、事実の再現をしていません。時系列も曲の発表順も入れ替えられています。
この選択が正しい。本人の内面をミュージカルとして表現するほうが、この人物には合っています。
負の側面も隠していません。本人が製作に関わりながら、依存症も同性愛も削らなかったのは誠実です。
タロン・エガートンが自ら歌っています。似せるのではなく、その場面の感情として歌うという方針が効いています。
この作品の良さ
- ミュージカルという形式の選択
- タロン・エガートンの歌唱
- 負の側面を隠さない姿勢
- 時系列にとらわれない構成
当サイトの評価
伝記映画ではなく、本人の人生をミュージカルにする。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.8 |
| 映像美 | 4.4 |
| 音楽 | 4.6 |
| 演技 | 4.3 |
| 余韻 | 3.9 |
世間ではどう評価されているか
- 米アカデミー賞
- 受賞 主題歌賞
- 区分
- R 指定
- 日本公開
- 2019 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
アカデミー賞主題歌賞を受賞しました。エルトン・ジョン本人が製作に関わっています。
薬物依存や性的な描写を含み、R指定作品です。事実の再現ではなく、時系列にも脚色があります。
こんな人におすすめ
- 音楽伝記映画が好きな人
- ミュージカルが好きな人
- 『ボヘミアン・ラプソディ』を観た人
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