ロケットマン(2019年・洋画)のイメージ

ロケットマン

3.9/5当サイトの評価(5点満点)

同種の音楽伝記の中では、形式が最も面白い一本です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
デクスター・フレッチャー
出演
タロン・エガートン、ジェイミー・ベル、リチャード・マッデン、ブライス・ダラス・ハワード
製作国
イギリス・アメリカ
日本公開
2019年
受賞
米アカデミー賞 主題歌賞
備考
R指定作品

あらすじ(ネタバレなし)

派手な衣装のまま更生施設のグループセラピーに現れたエルトン・ジョンが、自分の人生を語り始めます。

愛されなかった少年時代、王立音楽院での才能、そして作詞家バーニー・トーピンとの出会い。彼は瞬く間にスターになりました。

しかし成功は孤独を埋めません。薬物、酒、そして搾取的な恋愛。彼は自分自身を壊していきます。

ここが見どころ

ミュージカル形式

実際の出来事の再現ではなく、登場人物が歌い出し、空を飛ぶという空想的な作りです。

タロン・エガートン

歌唱をすべて自分で担当しています。物真似ではなく、解釈として歌っているのが良い。

負の側面を隠さない

薬物依存も性的な描写も削っていません。R指定を選んだ判断が効いています。

この映画について:伝記映画ではなく、本人の人生をミュージカルにする。

音楽伝記映画ですが、事実の再現をしていません。時系列も曲の発表順も入れ替えられています。

この選択が正しい。本人の内面をミュージカルとして表現するほうが、この人物には合っています。

負の側面も隠していません。本人が製作に関わりながら、依存症も同性愛も削らなかったのは誠実です。

タロン・エガートンが自ら歌っています。似せるのではなく、その場面の感情として歌うという方針が効いています。

この作品の良さ

  • ミュージカルという形式の選択
  • タロン・エガートンの歌唱
  • 負の側面を隠さない姿勢
  • 時系列にとらわれない構成

当サイトの評価

3.9/5.0

伝記映画ではなく、本人の人生をミュージカルにする。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.8
映像美4.4
音楽4.6
演技4.3
余韻3.9

世間ではどう評価されているか

米アカデミー賞
受賞 主題歌賞
区分
R 指定
日本公開
2019

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

アカデミー賞主題歌賞を受賞しました。エルトン・ジョン本人が製作に関わっています。

薬物依存や性的な描写を含み、R指定作品です。事実の再現ではなく、時系列にも脚色があります。

こんな人におすすめ

  • 音楽伝記映画が好きな人
  • ミュージカルが好きな人
  • 『ボヘミアン・ラプソディ』を観た人

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