RAIDERS OF
THE LOST ARK
洋画1981年アクション1980年代スピルバーグ

レイダース/失われたアーク

難しいことを考えずに楽しめる一本です。アクション映画の組み立てを確認したいときにも向いています。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
スティーヴン・スピルバーグ
原案・製作総指揮
ジョージ・ルーカス
出演
ハリソン・フォード、カレン・アレン、ポール・フリーマン
音楽
ジョン・ウィリアムズ
上映時間
115分
日本公開
1981年12月

あらすじ(ネタバレなし)

1936年。考古学者にして冒険家のインディアナ・ジョーンズは、南米の遺跡から黄金像を持ち帰ろうとして、罠と追跡をかいくぐります。

帰国した彼に、アメリカ陸軍情報部から依頼が入ります。ナチス・ドイツが、絶大な力を持つとされる「聖櫃(アーク)」を発掘しようとしている。インディは、かつての恋人マリオンとともにエジプトへ向かいます。

ここが見どころ

冒頭12分

本編と関係のない宝探しを、独立した短編のように見せます。ここだけで主人公の職業、性格、能力、弱点が全部提示される。導入の教科書です。

危機の連鎖

解決した瞬間に次の問題が起きる、という構成が最後まで途切れません。息を継がせない設計が徹底しています。

この映画について:冒険活劇の教科書。115分、止まらない。

構成が明快で、「問題が起きる→解決する→もっと大きな問題が起きる」を115分繰り返すだけです。しかしそれが完璧に実行されている。冒険活劇の基本形として、いまも参照されます。

主人公が万能ではないのも重要です。よく殴られ、計画は失敗し、最後は自分の力で解決しない。この頼りなさが、彼を魅力的にしています。

難点は、いまの目で見ると異国の描き方が古いことと、マリオンの扱いが後半で薄くなることです。特撮も年代なりの部分があります。

この作品の良さ

  • 冒頭12分で人物を提示し切る導入
  • 危機を途切れさせない構成
  • 主人公が万能でない設計

当サイトの評価

4.6/5.0

冒険活劇の教科書。115分、止まらない。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.7
映像美4.5
音楽4.9
演技4.5
余韻4.2

世間ではどう評価されているか

米アカデミー賞
4冠 美術賞・編集賞・視覚効果賞ほか
IMDb
8.4 /10
シリーズ
全5作 以降シリーズ化

第54回アカデミー賞で美術賞・編集賞・視覚効果賞・音響編集賞の4部門を受賞しました。1930年代の連続活劇への愛着から作られた企画で、以降の冒険活劇の基準となっています。

こんな人におすすめ

  • 何も考えずに楽しみたい人
  • アクションの構成を分析したい人
  • 家族で観られる一本を探している人

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