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OLDBOY
オールド・ボーイ
強い描写を含む作品なので、無条件には勧められません。ただ構造の強度は突出しています。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- パク・チャヌク
- 原作
- 土屋ガロン、嶺岸信明(日本の漫画)
- 出演
- チェ・ミンシク、ユ・ジテ、カン・ヘジョン
- 製作国
- 韓国
- 上映時間
- 120分
- 日本公開
- 2004年11月
あらすじ(ネタバレなし)
酔って警察の世話になった男オ・デスは、その帰り道で姿を消します。目覚めたのは窓のない部屋。理由も相手も分からないまま、彼はそこで15年を過ごします。
ある日、突然解放されたデスは、自分を閉じ込めた相手を探し始めます。相手はすぐに姿を現し、こう告げます。「なぜ閉じ込めたかではなく、なぜ解放したかを考えろ」。
ここが見どころ
廊下の長回し
横から捉えた狭い廊下で、多人数との乱闘を切らずに撮った数分。格好よさではなく疲労を描いた戦闘で、以降広く模倣されました。
問いの立て方
「なぜ閉じ込めたか」ではなく「なぜ解放したか」。この一言で物語の性質が変わります。
この映画について:15年監禁された男が、なぜ閉じ込められたのかを探す。
復讐劇として始まり、途中で完全に別の話になります。復讐が果たされることが、救いにならないという構造は非常に強い。
映像も音楽も様式的で、パク・チャヌク監督の趣味が全面に出ています。好き嫌いは分かれますが、統一感はあります。
難点ははっきりしていて、暴力と、終盤に明かされる内容が非常に強いことです。気軽に人に勧められる作品ではありません。そこを承知のうえでなら、構造の完成度は保証します。
この作品の良さ
- 復讐の達成が救いにならない構造
- 廊下の長回し
- 様式的な映像と音楽の統一感
当サイトの評価
4.6/5.0
15年監禁された男が、なぜ閉じ込められたのかを探す。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.7 |
| 映像美 | 4.8 |
| 音楽 | 4.6 |
| 演技 | 4.8 |
| 余韻 | 4.8 |
世間ではどう評価されているか
- カンヌ
- グランプリ 2004年
- IMDb
- 8.3 /10
- 原作
- 日本の漫画 『ルーズ戦記 オールドボーイ』
2004年のカンヌ国際映画祭でグランプリを受賞しました。原作は日本の漫画で、映画版は設定を借りつつ物語をほぼ独自に構築しています。韓国映画が国際的に注目される流れを作った一本です。
こんな人におすすめ
- 強い描写に耐えられる人
- 構造の強い作品が好きな人
- 韓国映画を追いたい人
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